Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
Image Analyst ライセンスで利用できます。
マップ代数演算では、一連の演算子がサポートされています。 演算子は、算術、ビット演算、のブール演算、関係演算の各カテゴリにグループ化できます。 マップ代数演算の演算子は、ArcGIS Spatial Analyst ライセンスおよび ArcGIS Image Analyst ライセンスで使用できます。
演算子は、Spatial Analyst または Image Analyst と Python の両方に存在するため、オーバーロードされます。 入力がスカラー変数でなくラスターであるかどうかを区別するために、入力ラスターは Raster クラスの Raster("inRas") を使用してキャストされます。 使用可能な演算子とそのカテゴリを次の表に示します。
2 つの入力を指定する演算子では、両方の入力がスカラーの場合、スカラーを処理する Python の演算子が使用されます。 入力の一方または両方がラスターである場合 (Raster クラスでキャストすることで識別されます)、Spatial Analyst の演算子が使用され、ラスター内の各セルを処理します。 1 つの入力を指定する演算子の場合、入力がスカラーであれば Python の演算子、ラスターであれば Spatial Analyst の演算子が使用されます。
マップ代数演算の演算子 | 説明 | Spatial Analyst ジオプロセシング ツールImage Analyst ジオプロセシング ツール | |
---|---|---|---|
算術演算 | |||
+ (リンク) | 加算 | ||
+ (リンク) | 単項加算 | なし | |
- (リンク) | 減算 | ||
- (リンク) | 単項減算 | ||
* (リンク) | 乗算 | ||
** (リンク) | 累乗 | ||
/ (リンク) | 除算 | ||
// (リンク) | 整数除算 | なし | |
% (リンク) | モジュロ | ||
ビット演算 | |||
<< (リンク) | ビット単位の左シフト | ||
>> (リンク) | ビット単位の右シフト | ||
ブール演算 | |||
& (リンク) | ブール型論理積 | ||
~ (リンク) | ブール型論理否定 (補数) | ||
| (リンク) | Boolean Or | ||
^ (リンク) | ブール型排他的論理和 | ||
関係演算 | |||
== (リンク) | イコール | ||
> (リンク) | より大きい | ||
>= (リンク) | 以上 | ||
< (リンク) | より小さい | ||
<= (リンク) | 以下 | ||
!= (リンク) | と等しくない |