OriginDestinationCostMatrix input data types

The input data types that can be specified when performing an origin-destination cost matrix analysis are described below.

Origins

終点に向かって移動する際の始点を指定します。

The data type supports the following fields:

FieldDescriptionData type

Name

起点の名前。名前は起点の一意の識別子です。名前は、出力行 (OriginName フィールド) と出力起点 (Name フィールド) に含まれ、ツールの出力からの追加情報を起点の属性に結合するために使用できます。

名前を指定しない場合は、接頭辞 Location が付いた一意な名前が自動的に生成されます。

String

TargetDestinationCount

起点に対して検索を実行する終点の最大数を指定します。

このフィールドでは、各起点に対して検出する終点数を指定できます。たとえば、このフィールドを使用して、1 つの起点の最寄りの終点を 3 件と、別の起点の最寄りの終点を 2 件検出できます。

A value for this field overrides the default set for the analysis using the defaultDestinationCount property.

The default value is Null, which results in using the default value set by the defaultDestinationCount property for all the origins.

Integer

Cutoff

指定された起点における終点の検索を停止するインピーダンス値。この属性では、各終点に対して異なるカットオフ値を指定できます。たとえば、この属性を使用して、1 つの起点から移動時間 5 分以内の終点と、別の起点から移動時間 8 分以内の終点を検索できます。

A value for this attribute overrides the default set for the analysis using the defaultImpedanceCutoff property.

If the travel mode in the analysis uses a time-based impedance attribute, the values are interpreted to be in the units specified by the timeUnits property. If the travel mode in the analysis uses a distance-based impedance attribute, the values are interpreted to be in the units specified by the distanceUnits property. If the travel mode in the analysis uses an impedance attribute that is neither time based nor distance based, the values are interpreted to be in unknown units.

The default value is Null, which results in using the default value set by the defaultImpedanceCutoff property for all the origins.

Double

CurbApproach

車両が起点から出発する方向を指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (車両の両側) - 車両は起点に対してどちらの方向にも出発できます。したがって、起点での U ターンは許可されます。この設定は、車両が起点で方向転換することが可能かつ現実的である場合に選択できます。これは、道路の幅と交通量に基づいて決定されたり、起点に車両が進入して方向転換できる駐車場があるかどうかに応じて決定されたりします。
  • 1 (車両の右側) - 車両が起点から出発するときに、起点が車両の右側にある必要があります。U ターンは許可されません。これは、通常、バス停が右側にある状態で出発する必要があるバスなどの車両に使用されます。
  • 2 (車両の左側) - 車両が起点から出発するときに、アプローチを車両の左側に制限します。U ターンは許可されません。これは、通常、バス停が左側にある状態で出発する必要があるバスなどの車両に使用されます。
  • 3 (U ターンを許可しない) - このツールでは、この値は 0 (車両の両側) と同様に機能します。

CurbApproach 属性は、米国の右側通行の標準と英国の左側通行の標準の両方に対応するように設計されています。まず、起点が車両の左側にあるとします。これは、車両が移動するのが道路の左側であるか右側であるかに関係なく、常に左側にあります。右側通行か左側通行かに応じて異なるのは、2 つの方向のうちどちらから起点を出発するかです。つまり、結局のところ車両の右側または左側になります。たとえば、起点から出発するときに、車両と起点の間に交通レーンがない方がいい場合は、米国では 1 (車両の右側) を選択し、英国では 2 (車両の左側) を選択します。

Short Integer

Bearing

ポイントが移動している方向。単位は度で、北を基準に時計回りに測定されます。このフィールドは BearingTol フィールドと組み合わせて使用されます。

通常、方位データは、GPS 受信機を備えたモバイル デバイスから自動的に送信されます。歩行者や車両などの移動している入力場所を読み込んでいる場合は、方位データを含めてみてください。

このフィールドを使用すると、たとえば、車両が交差点や高架の近くにいる場合に、ロケーションが間違ったエッジに追加されるのを避けることができます。方位は、ツールがポイントを道路のどちら側に配置するかを決定する際にも役立ちます。

方位と方位許容値の詳細

Double

BearingTol

方位許容値は、Bearing フィールドを使用して移動ポイントをエッジに配置するときに、許容される方位の範囲を作成します。Bearing フィールドの値が、エッジの方位許容値から生成される許容範囲内にある場合は、ポイントをその場所にネットワーク ロケーションとして配置できます。許容範囲から外れている場合は、次に近いエッジの最も近いポイントが評価されます。

単位は度で、デフォルト値は 30 です。値は 0 より大きく 180 未満でなければなりません。値が 30 の場合、Network Analyst がネットワーク ロケーションをエッジに追加しようとすると、方位値の許容範囲がエッジの両側 (左と右) に 15 度ずつ、どちらもエッジのデジタイズされた方向に生成されます。

方位と方位許容値の詳細

Double

NavLatency

このフィールドは、BearingBearingTol の値が存在する場合にのみ、解析処理で使用されます。ただし、BearingBearingTol の値が存在する場合でも、NavLatency 値の入力は任意です。NavLatency は、移動中の車両からサーバーに GPS 情報が送信されてから、車両のナビゲーション デバイスが処理されたルートを受信するまでの予想経過時間を示します。

NavLatency の時間単位は、解析オブジェクトの timeUnits プロパティで指定された単位と同じです。

Double

Network location fields

  • SourceID
  • SourceOID
  • PosAlong
  • SideOfEdge

これらのプロパティを組み合わせて、オブジェクトが配置されているネットワーク上のポイントを表します。

Destinations

起点からの移動先になる終点の位置を指定します。

The data type supports the following fields:

FieldDescriptionData type

Name

終点の名前。名前は終点の一意の識別子です。名前は、出力行 (DestinationName フィールド) と出力終点 (Name フィールド) に含まれ、ツールの出力からの追加情報を終点の属性に結合するために使用できます。

名前を指定しない場合は、接頭辞 Location が付いた一意な名前が自動的に生成されます。

String

CurbApproach

車両が終点に到着する方向を指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (車両の両側) - 車両は終点に対してどちらの方向にも到着できます。したがって、起点での U ターンは許可されます。この設定は、車両が終点で方向転換することが可能かつ現実的である場合に選択できます。これは、道路の幅と交通量に基づいて決定されたり、終点に車両が進入して方向転換できる駐車場があるかどうかに応じて決定されたりします。
  • 1 (車両の右側) - 車両が終点に到着するときに、終点が車両の右側にある必要があります。U ターンは許可されません。これは、通常、バス停が右側にある状態で出発する必要があるバスなどの車両に使用されます。
  • 2 (車両の左側) - 車両が終点に到着するときに、アプローチが車両の左側にある必要があります。U ターンは許可されません。これは、通常、バス停が左側にある状態で出発する必要があるバスなどの車両に使用されます。
  • 3 (U ターンを許可しない) - このツールでは、この値は 0 (車両の両側) と同様に機能します。

CurbApproach 属性は、米国の右側通行の標準と英国の左側通行の標準の両方に対応するように設計されています。まず、起点が車両の左側にあるとします。これは、車両が移動するのが道路の左側であるか右側であるかに関係なく、常に左側にあります。右側通行か左側通行かに応じて異なるのは、2 つの方向のうちどちらから起点を出発するかです。つまり、結局のところ車両の右側または左側になります。たとえば、起点から出発するときに、車両と起点の間に交通レーンがない方がいい場合は、米国では 1 (車両の右側) を選択し、英国では 2 (車両の左側) を選択します。

Integer

Bearing

ポイントが移動している方向。単位は度で、北を基準に時計回りに測定されます。このフィールドは BearingTol フィールドと組み合わせて使用されます。

通常、方位データは、GPS 受信機を備えたモバイル デバイスから自動的に送信されます。歩行者や車両などの移動している入力場所を読み込んでいる場合は、方位データを含めてみてください。

このフィールドを使用すると、たとえば、車両が交差点や高架の近くにいる場合に、ロケーションが間違ったエッジに追加されるのを避けることができます。方位は、ツールがポイントを道路のどちら側に配置するかを決定する際にも役立ちます。

方位と方位許容値の詳細

Double

BearingTol

方位許容値は、Bearing フィールドを使用して移動ポイントをエッジに配置するときに、許容される方位の範囲を作成します。Bearing フィールドの値が、エッジの方位許容値から生成される許容範囲内にある場合は、ポイントをその場所にネットワーク ロケーションとして配置できます。許容範囲から外れている場合は、次に近いエッジの最も近いポイントが評価されます。

単位は度で、デフォルト値は 30 です。値は 0 より大きく 180 未満でなければなりません。値が 30 の場合、Network Analyst がネットワーク ロケーションをエッジに追加しようとすると、方位値の許容範囲がエッジの両側 (左と右) に 15 度ずつ、どちらもエッジのデジタイズされた方向に生成されます。

方位と方位許容値の詳細

Double

NavLatency

このフィールドは、BearingBearingTol の値が存在する場合にのみ、解析処理で使用されます。ただし、BearingBearingTol の値が存在する場合でも、NavLatency 値の入力は任意です。NavLatency は、移動中の車両からサーバーに GPS 情報が送信されてから、車両のナビゲーション デバイスが処理されたルートを受信するまでの予想経過時間を示します。

NavLatency の時間単位は、解析オブジェクトの timeUnits プロパティで指定された単位と同じです。

Double

Network location fields

  • SourceID
  • SourceOID
  • PosAlong
  • SideOfEdge

これらのプロパティを組み合わせて、オブジェクトが配置されているネットワーク上のポイントを表します。

Point barrier

一時的な規制として機能する 1 つ以上のポイント、または対象の道路を通行するために必要とされる追加の時間や距離を表す 1 つ以上のポイントを指定する場合に、このパラメーターを使用します。たとえば、ポイント バリアを使用して、道路沿いの倒木や、踏切で生じる遅延時間を表すことができます。

The data type supports the following fields:

FieldDescriptionData type

Name

バリアの名前。

String

BarrierType

ポイント バリアの通過を完全に禁止するか、通過時に時間または距離を追加するかを指定します。この属性の値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (通過不可): バリアを通過できません。バリアは通過不可として機能するので、通過不可ポイント バリアとも呼ばれます。

  • 2 (追加コスト) - バリアを通過するたびに、[Additional_Time]、[Additional_Distance] フィールドまたは [Additional_Cost] フィールドで指定した値だけ、移動時間または距離が加算されます。このバリア タイプは、追加コスト ポイント バリアとも呼ばれます。

Short

Additional_Time

バリアを通過するときに追加される移動時間。このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、追加コスト バリアにのみ適用されます。

This field value must be greater than or equal to zero, and the values are interpreted to be in the units specified by the timeUnits property.

Double

Additional_Distance

バリアを通過するときに追加される距離。このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、追加コスト バリアにのみ適用されます。

This field value must be greater than or equal to zero, and the values are interpreted to be in the units specified by the distanceUnits property.

Double

Additional_Cost

バリアを通過するときに追加されるコスト。このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ、追加コスト バリアにのみ適用されます。

This field value must be greater than or equal to zero, and the values are interpreted to be in unknown units.

Double

FullEdge

解析時に、通行不可ポイント バリアをエッジ要素に適用する方法を指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (False) - エッジ上をバリアまでは移動できますが、バリアを通過することはできません。これがデフォルト値です。
  • 1 (True) - バリアが配置されているエッジ全体が通行不可となります。

Short

CurbApproach

バリアによって影響を受ける移動方向を指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (車両の両側) - エッジ上での両方向への移動がバリアの対象となります。
  • 1 (車両の右側) - バリアが移動車両の右側にある場合のみ影響を与えます。同じエッジ上で、バリアが移動車両の左側にある場合は影響を与えません。
  • 2 (車両の左側) - バリアが移動車両の左側にある場合のみ影響を与えます。同じエッジ上で、バリアが移動車両の右側にある場合は影響を与えません。

ジャンクションは特定のポイントなので、右側/左側がありません。したがって、ジャンクション上にバリアを配置した場合は、アプローチ制限にかかわらずすべての車両に影響を与えます。

CurbApproach 属性は、米国の右側通行の標準と英国の左側通行の標準の両方に対応するように設計されています。まず、施設が車両の左側にあるとします。これは、車両が移動するのが道路の左側であるか右側であるかに関係なく、常に左側にあります。右側通行か左側通行かに応じて異なるのは、2 つの方向のうちどちらから施設に到着するかです。つまり、結局のところ車両の右側または左側になります。たとえば、施設に到着するときに、車両と施設の間に交通レーンがない方がいい場合は、米国では 1 (車両の右側) を選択し、英国では 2 (車両の左側) を選択します。

Short

Bearing

ポイントが移動している方向。単位は度で、北を基準に時計回りに測定されます。このフィールドは BearingTol フィールドと組み合わせて使用されます。

通常、方位データは、GPS 受信機を備えたモバイル デバイスから自動的に送信されます。歩行者や車両などの移動している入力場所を読み込んでいる場合は、方位データを含めてみてください。

このフィールドを使用すると、たとえば、車両が交差点や高架の近くにいる場合に、ロケーションが間違ったエッジに追加されるのを避けることができます。方位は、ツールがポイントを道路のどちら側に配置するかを決定する際にも役立ちます。

方位と方位許容値の詳細

Double

BearingTol

方位許容値は、Bearing フィールドを使用して移動ポイントをエッジに配置するときに、許容される方位の範囲を作成します。Bearing フィールドの値が、エッジの方位許容値から生成される許容範囲内にある場合は、ポイントをその場所にネットワーク ロケーションとして配置できます。許容範囲から外れている場合は、次に近いエッジの最も近いポイントが評価されます。

単位は度で、デフォルト値は 30 です。値は 0 より大きく 180 未満でなければなりません。値が 30 の場合、Network Analyst がネットワーク ロケーションをエッジに追加しようとすると、方位値の許容範囲がエッジの両側 (左と右) に 15 度ずつ、どちらもエッジのデジタイズされた方向に生成されます。

方位と方位許容値の詳細

Double

NavLatency

このフィールドは、BearingBearingTol の値が存在する場合にのみ、解析処理で使用されます。ただし、BearingBearingTol の値が存在する場合でも、NavLatency 値の入力は任意です。NavLatency は、移動中の車両からサーバーに GPS 情報が送信されてから、車両のナビゲーション デバイスが処理されたルートを受信するまでの予想経過時間を示します。

NavLatency の時間単位は、解析オブジェクトの timeUnits プロパティで指定された単位と同じです。

Double

Network location fields

  • SourceID
  • SourceOID
  • PosAlong
  • SideOfEdge

これらのプロパティを組み合わせて、オブジェクトが配置されているネットワーク上のポイントを表します。

Line barrier

道路と交差しているラインの場所を移動できないようにする 1 つ以上のラインを指定する場合に、このパラメーターを使用します。たとえば、複数の道路区間にわたって通行禁止となるパレードやデモを表すときに通過不可ライン バリアを使用します。また、ライン バリアを使用すれば、道路網の特定の区間を迂回して利用できる経路をすばやく見つけることができます。

The data type supports the following fields:

FieldDescriptionData type

Name

バリアの名前。

String

BarrierType

バリアの通過を完全に禁止するか、バリアを通過する際のコスト (時間または距離など) を係数に基づいて計算するかを指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (通行不可) - バリアが交通ネットワークと交差している場所の通過を禁止します。このバリアは、ライン バリアと呼ばれます。

  • 1 (コスト係数指定) - [ScaledTimeFactor] フィールドまたは [ScaledDistanceFactor] フィールドで指定した係数が、対象の道路の通過に費やすコスト (移動時間または距離など) に乗算されます。道路の一部だけがバリアの対象になっている場合は、移動の時間または距離が比率に応じて乗算されます。たとえば、係数 0.25 を割り当てると、対象の道路での移動速度が通常の 4 倍速くなります。係数 3.0 を指定すると、対象道路での移動時間が通常の 3 倍長くなります。このバリア タイプは、コスト係数ライン バリアとも呼ばれます。このバリア タイプを使用して、建設中の車線の通行止めに起因する減速をモデル化できます。

Short

ScaledTimeFactor

これは、バリアが交差している道路の移動時間に乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

ScaledDistanceFactor

これは、バリアが交差している道路の距離に乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

ScaledCostFactor

これは、バリアと交差する道路のコストに乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

Locations

このフィールドの情報は、ラインまたはポリゴンで覆われるネットワークのエッジ、および覆われる各エッジ エレメントの部分を定義します。このフィールドに含まれる情報を直接読んだり編集したりすることはできませんが、Network Analyst は解析を実行する際にその情報を解釈します。

Blob

Polygon barrier

通過を完全に禁止するポリゴン、またはそのポリゴンと交差する道路を移動するときに時間または距離が係数に基づいて乗算されるポリゴンを指定する場合に、このパラメーターを使用します。

The data type supports the following fields:

FieldDescriptionData type

Name

バリアの名前。

String

BarrierType

バリアの通過を完全に禁止するか、バリアを通過する際のコスト (時間または距離など) を係数に基づいて計算するかを指定します。このフィールド値は、次のいずれかの整数として指定されます (括弧で囲まれた名前ではなく、数値コードを使用します)。

  • 0 (通過不可): バリアのどの部分も通過できません。バリアと交差する道路は通過不可になるので、バリアは通過不可ポリゴン バリアとも呼ばれます。たとえば、複数の道路を含む領域が浸水し、それらの道路を通過できない状況を表す場合などに、このタイプのバリアを使用します。

  • 1 (コスト係数指定) - [ScaledTimeFactor] フィールドまたは [ScaledDistanceFactor] フィールドで指定した係数が、対象の道路の通過に費やすコスト (移動時間または距離など) に乗算されます。道路の一部だけがバリアの対象になっている場合は、移動の時間または距離が比率に応じて乗算されます。たとえば、係数 0.25 を割り当てると、対象の道路での移動速度が通常の 4 倍速くなります。係数 3.0 を指定すると、対象道路での移動時間が通常の 3 倍長くなります。このバリア タイプは、コスト係数ポリゴン バリアとも呼ばれます。暴風のため特定領域の移動速度が低下する場合などに使用できます。

Short

ScaledTimeFactor

これは、バリアが交差している道路の移動時間に乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

ScaledDistanceFactor

これは、バリアが交差している道路の距離に乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースのインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

ScaledCostFactor

これは、バリアと交差する道路のコストに乗算する係数です。このフィールドには 0 より大きい値を指定する必要があります。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ、コスト係数指定バリアにのみ適用されます。

Double

Locations

このフィールドの情報は、ラインまたはポリゴンで覆われるネットワークのエッジ、および覆われる各エッジ エレメントの部分を定義します。このフィールドに含まれる情報を直接読んだり編集したりすることはできませんが、Network Analyst は解析を実行する際にその情報を解釈します。

Blob