Microsoft Azure クラウド上の ArcGIS Pro

ArcGIS Pro は、Microsoft Azure の NV シリーズ インスタンスによるクラウド環境から使用できます。NV シリーズ インスタンスは、NVIDIA M60 GPU の重要なグラフィックス機能を提供します。M60 GPU は、他のインスタンスと共有されたリソースではなく、インスタンスへのパススルーです。つまり、インスタンスは GPU の全機能を利用でき、ArcGIS Pro から高度な 3D グラフィックスとアニメーションのレンダリングが可能です。

NV シリーズの VM には 3 つのサイズがあります。NV6 には 1 つの M60 GPU、NV12 には 2 つの M60、NV24 には 4 つの M60 を持ちます。Azure から ArcGIS Pro を使用するには、ArcGIS Pro は 1 つの GPU のみが必要であるため、NV6 を使用します。

Arure が提供するオプションと機能に関する詳細については、次のリソースをご参照ください。

システムの選択

Microsoft Azure アカウントを持っていると想定すると、VM を選択して設定できます。

  1. Azure ダッシュボードにログインします。
  2. [Virtual Machines] をクリックして新しい VM を追加します。次の情報に注意してください。

    • 現在、NV シリーズの VM には、高機能な ArcGIS Pro を配置するために複数のオプションがあります。NV6 は ArcGIS Pro の 3D プロジェクトに対して有効なパフォーマンスを提供します。
    • Microsoft RDP は、Azure N シリーズ インスタンスを使用する ArcGIS Pro と接続するために使用できます。Microsoft RDP は、Azure ホスト システムと組み合わせて使用すると、対応するリモート表示プロトコルを提供します。
    • Azure NV シリーズ インスタンスへの接続には、Teradici Cloud Access ソフトウェアを使用できます。Cloud Access はリモート表示プロトコルとして PCoIP 技術を使用します。これは、VM にエージェントをインストールし、アクセスするワークステーションにクライアントをインストールする必要があります。

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  1. システムの選択