Business Analyst データソースの設定

Business Analyst ライセンスで利用できます。

Business Analyst データは、ローカルにインストールされたデータまたは Portal for ArcGIS から使用できます。ポータルは、ArcGIS Online またはエンタープライズ ポータルへ接続できます。ローカル データがインストールされていない場合、デフォルトでデータ ソースは接続されているポータルに設定されます。ただし、ローカルでインストールされているデータがある場合、デフォルトのデータ ソースはインストールされているデータになります。インストールされているデータセットが複数ある場合は、最初にインストールされたデータセットがデフォルトのデータ ソースになります。データ ソースを特定のローカル データセットまたはポータルに設定することで、正しいデータを Business Analyst が使用することが保証されます。

ローカルでインストールされている国別データセットへの接続

ローカルでインストールされているデータセットに接続するには、データ ソースをインストールされているデータセットに設定します。

  1. [解析] タブの [ツール] グループで、[ビジネス解析] をクリックし、次に [データ ソースの変更] をクリックします。
  2. [Business Analyst データ ソース] ダイアログ ボックスで、[コンピューター] をクリックします。
  3. USA_ESRI_2019 などの、ローカルでインストールされているデータセットを選択します。
  4. [OK] をクリックします。
メモ:

データ ソースの設定には、[解析] タブからもアクセスできます。[環境] をクリックして [Business Analyst] の見出しまで下にスクロールすると、その場所に [データ ソース] パラメーターが表示されます。

Portal for ArcGIS または ArcGIS Online 内のデータセットに接続します。

ポータルに接続するには、データ ソースをポータル接続に設定して国を選択します。

  1. ポータルにサイン インします。ポータルは、GeoEnrichment がインストールおよび構成されている ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータルとすることができます。
  2. [解析] タブの [ツール] グループで、[ビジネス解析] をクリックし、次に [データ ソースの変更] をクリックします。
  3. [Business Analyst データ ソース] ダイアログ ボックスで、[ポータル] をクリックします。
  4. 国を選択します。

    一部の国は、複数のデータ ソースをサポートしています。たとえば、米国は Standard または Landscape のどちらにもできます。

  5. [OK] をクリックします。

カスタム ローカル データセットへの接続

カスタム データ接続は、インストールされているいかなるデータセットにも関連付けられませんし、ローカル データがインストールされていない場合にのみ使用できます。カスタム データは、データ ソースとして使用され、カスタム割り当てレイヤーのある統計データ コレクション (SDCX) を作成します。割り当ては、データを集約する地理学的手法です。割り当てレイヤーが選択されていない場合は、割り当て方法にジオメトリ (つまり面積) が使用されます。

カスタム割り当てレイヤーを使用するには、データ ソースとして [カスタム データ] を選択します。

  1. [解析] タブの [ツール] グループで、[ビジネス解析] をクリックし、次に [データ ソースの変更] をクリックします。
  2. [Business Analyst データ ソース] ダイアログ ボックスで、[コンピューター] をクリックします。
  3. [カスタム データ] をクリックします。
  4. [OK] をクリックします。

データ ソースを [カスタム データ] に設定した後で、情報付加プロセスで使用できる SDCX を作成します。

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで [接続] をクリックしてから [新しい統計データ コレクション (SDCX)] をクリックします。
  2. [SDCX プロパティ] ダイアログ ボックスで、割り当てレイヤーにするポイント レイヤーを選択します。
  3. [パフォーマンス インデックスの作成] オプションをクリックして、SDCX を使用するときのパフォーマンスを向上させます。