ツール パラメーターの使用

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

ツール パラメーターは、ツールによる入力データの処理方法を定義します。ツール パラメーターは、キーワード、ユーザー定義パラメーター、およびクラスから構成されます。

ツール パラメーターの規則

  • output_measurement などのキーワード パラメーターには、あらかじめ設定されている特定のキーワード (DEGREE、PERCENT_RISE) があります。これらは引用符で囲みます。キーワードは大文字と小文字を区別しませんが、読みやすくするために大文字にすることをお勧めします。
    # Usage: Slope(in_raster, {output_measurement}, {z_factor})
    
    # DEGREE will be used as the default output measurement in the 
    #  following statement
    outRas = Slope("elevation", "DEGREE")

ユーザー定義パラメーターは、一般にパラメーターを定量化する入力です。

  • ユーザー定義パラメーターは、一般に数値で、引用符は付きません。
    # In the following statement 4 is the zfactor parameter
    outRas = Slope("inraster", "DEGREE", 4)

入力パラメーターがクラスの場合もあります。クラスは、ジオプロセシング ツールのパラメーターで同等の文字列を使用すると複雑になる場合に使用されます。

  • クラスの特定の引数は、括弧で囲みます。文字列の入力は引用符で囲み、数値は囲みません。パラメーターはカンマで区切ります。
    outRas = FocalStatistics("inraster", NbrAnnulus(1, 3, "MAP"))

    詳細については、「ArcGIS Spatial Analyst エクステンションのクラスの概要」をご参照ください。

  • オプション パラメーターにデフォルト値を指定するには、空の引用符を使用する必要があります。
    # In the following statement the slope calculations will 
    #  default to DEGREE; 4 is the z value
    factoroutRas = Slope("inraster", "", 4)
メモ:

読みやすくするために、クラス オブジェクトを意味のある名前の変数に設定して、マップ代数演算ツールではその変数を使用することをお勧めします。

myRemapVal = RemapValue([[-3,9],[0,1],[3,-4],[4,5],[5,6],[6,4],[7,-7]])
outReclassRV = Reclassify(inRaster, "VALUE", myRemapVal, "")

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