線状見通しの作成—ArcGIS Pro

[線状見通し] ツールは、観測ポイントと目標ポイントとの間に表示されるサーフェスを表示します。このツールを使用し、特定の位置を監視したり、無線アンテナの試験的な設置を行ったりするための観測所の位置を決定します。結果には、表示可能なターゲット数、見通し線、従来の見通し線が表示されます。

[線状見通し] ツールを開く

[線状見通し] ツールを開くには、次の手順を実行します。

[線状見通し] ツールで計算を実行するには、サーフェス情報が必要になります。

[入力サーフェス] ドロップダウンリストをクリックし、コンテンツウィンドウから標高サーフェスを選択します。
メモ:
入力サーフェスデータは投影座標系である必要があります。

線状見通しの情報は、1 つ以上の観測ポイントと目標ポイントを指定することで作成できます。

既知の座標値を手動で入力するか、マップから座標値を選択すると、線状見通しの情報を作成できます。

[観測ポイント] ドロップダウンリストから [手動入力] を選択します。
[観測ポイント] テキストボックスに座標値を入力し、Enter キーを押してリストに追加します。リストにポイントを追加するには、[観測マップポイントツール] をクリックし、マップをクリックします。
観測ポイントが青の円でマークされます。
[目標ポイント] ドロップダウンリストから [手動入力] を選択します。
[目標ポイント] テキストボックスに座標値を入力し、Enter キーを押してリストに追加します。リストにポイントを追加するには、[目標マップポイントツール] をクリックし、マップをクリックします。
目標ポイントは、赤の四角形でマークされます。

座標値のリストをコピーして貼り付けるか、.csv ファイルをインポートすると、線状見通しの情報を作成できます。

コピーと貼り付けの機能を使用し、[線状見通し] ツールにポイントを追加します。

*.csv ファイルをインポートし、[線状見通し] ツールにポイントを追加します。

コンテンツウィンドウからフィーチャクラスを選択して、線状見通しの情報を作成できます。

解析に使用する観測ポイントと目標ポイントの高さを指定できます。

[観測ポイントオプション] を展開します。
観測ポイントと目標ポイントの情報を変更するか、デフォルト設定を使用します。
1. [地表からの高さ] セクションで、[観測] テキストボックスと [目標] テキストボックスに値を入力します。
2. ドロップダウンリストをクリックし、測定単位を選択します。
[OK] をクリックし、見通し線を計算します。
観測ポイントから目標ポイントが見える場合は、緑色で記されます。観測ポイントから目標ポイントが見えない場合は、赤色で記されます。観測ポイントと目標ポイントの間で、見える部分の線は緑色で記されます。見えない部分の線は赤色で記されます。表示可能な目標ポイントには、その目標ポイントが見える観測ポイントの数を示す数値ラベルが付けられます。白の見通し線は、可視の観測ポイントと目標ポイントの間で作成されます。黒の見通し線は、不可視の観測ポイントと目標ポイントの間で作成されます。
メモ:
オフセット高さを変更したり、観測ポイントや目標ポイントを追加したりすることで、解析を調整できます。
ツールから観測ポイントと目標ポイントの座標値を消去するには、[キャンセル] をクリックします。