Greater Than Equal 関数

Image Analyst ライセンスで利用できます。

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

概要

2 つの入力値に対してピクセル値単位で、[以上] 関係演算を実行します。

1 つ目のラスターが 2 つ目のラスターと同じか大きい場合は、ピクセル値に 1 を返し、1 つ目のラスターが 2 つ目のラスターより小さい場合は、0 を返します。

関係演算ツールの詳細

Greater Than Equal (関係演算) の図
InRas1 は 2 以上である

備考

この関数を実行するには、2 つの入力値が必要です。

入力の順序は出力結果に影響するため重要です。

両方の入力がシングルバンド ラスターである場合、またはいずれかの入力が定数である場合、出力はシングルバンド ラスターになります。

両方の入力がマルチバンド ラスターである場合、またはいずれかの入力が定数である場合、出力はマルチバンド ラスターになります。各マルチバンド入力のバンド数は同じである必要があります。

関数は、1 つの入力の各バンドに対して、他の入力の対応するバンドと突き合わせて操作を実行します。入力の 1 つがマルチバンド ラスターで他の入力が定数である場合、関数は、マルチバンド入力内の各バンドの定数値に対して操作を実行します。

パラメーター

パラメーター名説明

ラスター

2 つ目の入力値よりも大きいか、もしくは等しいかどうかが判別される入力値。

他のパラメーターでラスターが指定されている場合、定数値をこのパラメーターの入力として使用できます。

ラスター 2

1 つ目の入力値との比較に使用される入力値。

他のパラメーターでラスターが指定されている場合、定数値をこのパラメーターの入力として使用できます。

範囲タイプ

出力ラスターで使用する範囲を選択します。

  • 最初のラスターに一致 - 最初の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

  • 共通の範囲 - 重複するピクセルの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。これがデフォルトです。
  • すべての範囲 - すべてのラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。
  • 最後のラスターに一致 - 最後の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

セルサイズ タイプ

出力ラスターで使用するセル サイズを選択します。すべての入力セル サイズが同じである場合、すべてのオプションは同じ結果を生成します。

  • 最初のラスターに一致 - 入力ラスターの最初のセル サイズを使用します。
  • 最小 - すべての入力ラスターのうちの最小セル サイズを使用します。
  • 最大 - すべての入力ラスターのうちの最大セル サイズを使用します。これがデフォルトです。
  • 平均 - すべての入力ラスターの平均セル サイズを使用します。
  • 最後のラスターに一致 - 入力ラスターの最後のセル サイズを使用します。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター