Ln 関数

Image Analyst ライセンスで利用できます。

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

概要

ラスター内のピクセル値の自然対数 (底が e) を計算します。

Ln の図

備考

自然対数 (Ln) は、最もよく使用されている対数関数です。

入力 [ラスター] は、整数または浮動小数点です。このツールの出力は入力タイプに関係なく常に浮動小数点です。

0 または負の入力値は、出力ラスターでは NoData になります。

入力がマルチバンド ラスターである場合、出力はマルチバンド ラスターになります。関数は、入力の各バンドに対して操作を実行します。

パラメーター

パラメーター名説明

ラスター

自然対数 (Ln) を算出する入力値。

範囲タイプ

出力ラスターで使用する範囲を選択します。

  • 最初のラスターに一致 - 最初の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

  • 共通の範囲 - 重複するピクセルの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。これがデフォルトです。
  • すべての範囲 - すべてのラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。
  • 最後のラスターに一致 - 最後の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

セルサイズ タイプ

出力ラスターで使用するセル サイズを選択します。すべての入力セル サイズが同じである場合、すべてのオプションは同じ結果を生成します。

  • 最初のラスターに一致 - 入力ラスターの最初のセル サイズを使用します。
  • 最小 - すべての入力ラスターのうちの最小セル サイズを使用します。
  • 最大 - すべての入力ラスターのうちの最大セル サイズを使用します。これがデフォルトです。
  • 平均 - すべての入力ラスターの平均セル サイズを使用します。
  • 最後のラスターに一致 - 入力ラスターの最後のセル サイズを使用します。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター