処理テンプレートの管理

処理テンプレートは、情報レイヤーをリアルタイムで生成するために使用されます。関数チェーンの作成では、多くの場合、特定のデータセットから関数チェーンが構築されますが、特定のデータセットの代わりにラスター変数を使用して、類似するデータセットに関数チェーンを適用することもできます。ラスター変数を使用する場合、その関数チェーンを処理テンプレートと呼びます。植生指数、(傾斜角、傾斜方向、陰影起伏などの) 標高プロダクトおよび画像分類結果は、ラスター関数を使用して取得できる情報レイヤーのほんの一例です。処理テンプレートをモザイク データセットに追加すると、画像を情報レイヤーとして表示することができます。これは、処理テンプレートを使用してイメージ サービスを公開する操作に似ています。

モザイク データセットへの既存のテンプレートの追加

  1. [カタログ] ウィンドウで、処理テンプレートを追加するモザイク データセットを検索します。
  2. モザイク データセットを右クリックして [処理テンプレートの管理] をクリックします。これにより、[処理テンプレートの管理] ウィンドウが開きます。
  3. [インポート] ボタン インポート を選択し、ディスク上の既存の処理テンプレート (拡張子は .rft.xml) まで移動して、既存のテンプレートをモザイク データセットに追加します。

テンプレートの新規作成

  1. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[処理テンプレートの管理] をクリックします。これにより、[処理テンプレートの管理] ウィンドウが開きます。
  2. テンプレートを新規作成するには、[オプション] メニュー から [新しいテンプレートの作成] をクリックします。これにより、[処理テンプレート エディター] が開きます。新しいテンプレートを作成し、[保存] をクリックして、そのテンプレートをモザイク データセットに追加します。

テンプレートのサムネイルの生成

  1. モザイク データセットをマップに追加します。
  2. サムネイルの生成元になるマップのエリアを拡大します。
  3. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[処理テンプレートの管理] をクリックします。これにより、[処理テンプレートの管理] ウィンドウが開きます。
  4. [オプション] メニュー で、[サムネイルの生成] をクリックします。これにより、現在のマップ範囲に基づいて、すべてのテンプレートのサムネイルが生成されます。

テンプレートの管理

[テンプレート] セクションには、モザイク データセットに関連付けられたすべてのテンプレートが表示されます。これには、リストの最上位にある [デフォルト テンプレート] が含まれます。テンプレートをドラッグして、このセクション内のテンプレートの位置を上下に移動できます。この順序は、[データ] タブの [処理テンプレート] ギャラリーと同じになります。

[処理テンプレートの管理] ウィンドウでは、他にも多くのオプションを実行できます。

  • デフォルトの処理テンプレートを変更するには、目的のテンプレートの [デフォルトに設定] ボタン デフォルトに設定 を選択します。デフォルト テンプレートを適用しない場合は、デフォルト テンプレートを [なし] に設定します。
  • テンプレートを個別に編集するには、個々のテンプレートにある [編集] ボタン 編集 を選択します。これにより、[関数エディター] が開きます。テンプレートを編集し、作業が完了したら [保存] をクリックします。
  • 個々のテンプレートのプロパティを編集するには、[プロパティの編集] ボタン プロパティの編集 を選択します。[プロパティの編集] ダイアログ ボックスが開きます。
  • テンプレートをエクスポートして、ディスクに保存するには、[エクスポート] ボタン エクスポート を使用します。
  • テンプレートをモザイク データセットから削除するには、[削除] ボタン 削除 を使用します。
  • 個々のテンプレートのサムネイルを生成するには、[マップ範囲からサムネイルを生成] マップ範囲からサムネイルを生成 を使用します。これにより、現在のマップ範囲に基づいて、テンプレートに適用されるサムネイルが生成されます。
  • サムネイルを各テンプレートから削除するには、[プロパティの編集] ダイアログ ボックスの [削除] ボタン 削除 を使用します。

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