リキャスト関数

概要

リキャスト関数は、モザイク データセットまたはイメージ サービスで使用されている関数パラメーターを、保存せずに動的に変更するために使用されます。

備考

リキャスト関数は、変更可能な変数の名前と対応する値のリストを含みます。たとえば、モザイク データセットに、パンシャープン テンプレートを使用して追加したパンシャープン ラスターが含まれているとします。モザイク データセットに変更を加えずに、モザイクからパンシャープンの重みを変更して公開したモザイクまたはイメージ サービスを表示するには、次の名前と値を使用してリキャスト関数を定義できます。

名前Value

ウェイト

0.37 0.23 0.4

値を設定した後、テンプレートとして保存します。テンプレートをモザイク データセット プロパティとして追加することで、モザイク データセットにテンプレートを使用してアクセスできるようになります。

これらのキーワードの名前は、この関数の [プロパティ] ウィンドウの [変数] タブで確認できます。次に、キーワードの名前を特定する方法を示します。

  1. [ラスター関数] ウィンドウで、[リキャスト] を使用する関数チェーンを右クリックし、[編集] を選択します。
  2. 関数チェーンの中で [リキャスト] を適用する部分をダブルクリックして [変数] タブに移動します。[リキャスト] 関数で使用できる名前が表示されます。

パラメーター

パラメーター名説明

ラスター

リキャスト関数を適用するラスター プロダクト。

オーバーライド

モザイク データセットの変更に使用される変数名とユーザー定義値のテーブル。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター