Indoors の機能のライセンスが付与されたポータルで利用できます。
ArcGIS Indoors では、会議室のスケジュールを表示し、利用状況とキャパシティを基に近隣の会議室をフィルタリングし、場所と時間を選択してカレンダー アプリを起動させることができます。これにより、各ユーザーはそれぞれのニーズに応じて利用可能な会議室をすばやく見つけることができるようになります。
メモ:
この機能は、リソース メールボックスを通じて Microsoft 365 で管理されている会議室のみをサポートしています。スケジュール設定オプション (特に最大期間) が組織のニーズに基づいて設定されていることを確認します。Indoors アプリは、会議室が利用可能かどうか確認できるように Microsoft アカウントにサイン インするように求めます。このアカウントは、Indoors アプリの設定で管理できます。Microsoft アカウントを使用して Indoors アプリから会議を作成するには、デバイス上のネイティブのカレンダー アプリにそのアカウントを追加する必要があります。
会議室のスケジュール表示オプションを構成するには、次の手順に従います。
- ArcGIS Pro で Indoors プロジェクトを開き、Indoors モバイル アプリ用に準備されたマップをアクティブ化します。
- [Units] レイヤーを右クリックし、[属性テーブル] をクリックします。
- 会議室ユニットに関連付けられている個別の電子メール アドレスを SCHEDULE_EMAIL フィールド列に追加します。
- 各会議室ユニットの収容人数を CAPACITY フィールドに追加します。
メモ:
CAPACITY フィールドに値を追加すると、Indoors モバイル アプリで収容人数により会議室をフィルター処理できるようになります。
- 変更を保存し、モバイル マップとして共有します。
会議室の電子メールが構成されたマップのクイック アクセス メニューに [会議] ボタンが表示されます。会議室ビューには、場所と期間に基づいて利用可能な会議室のリストが表示されます。会議室は、場所、建物、フロア、収容人数、会議の期間に基づいてフィルター処理できます。また、新しい会議も作成できます。
マップ上で選択された会議室の情報カードに [スケジュール] ボタンが表示されます。スケジュール ビューには、選択された会議室ですでにスケジュール設定されている会議が表示されます。利用可能な時間枠をタップすると、デバイスのデフォルトのカレンダー アプリが起動し、会議室の電子メール アドレスと場所が反映されます。
ヒント:
マップで会議室ユニットに目標物 (POI) が作成されている場合は、会議室の POI レイヤーごとに電子メール アドレスを SCHEDULE_EMAIL フィールドに追加して、POI の情報カードで [スケジュール] ボタンが使用可能になるようにします。この操作を行っておくと、[検索] パネルと [探索] パネルで POI の情報カードを開いた場合に有効に機能します。
たとえば、[Places + Things] カテゴリ グループ内に、すべての会議室の POI を含む「会議室」というカテゴリを設定できます。
メモ:
- Indoors for Android では、サードパーティ製のカレンダー アプリがデバイスにインストールされている場合や、デフォルトのカレンダー アプリが設定されていない場合、特定のカレンダー アプリを選択するように求められます。Indoors は、ネイティブのカレンダー アプリや他の一般的なカレンダーおよびスケジューリング アプリと連携して動作しますが、すべてのサードパーティ製アプリがサポートされているわけではありません。
- Indoors for iOS は、ネイティブのモバイル カレンダー アプリでのみ動作します。サードパーティ製のカレンダー アプリはサポートされていません。