ダイアグラム フィーチャ機能の追加ルールの参考情報

ダイアグラム フィーチャ機能の追加ルールを使用して、ダイアグラムに表示される一部のネットワーク フィーチャまたはネットワーク オブジェクトに特定の機能を追加できます。これにより、これらは後のダイアグラム構築プロセスにおいて実行される他のダイアグラム ルールにより、特定の方法で処理されるようになります。

ダイアグラム フィーチャ機能の追加ルールのプロセス

ダイアグラム フィーチャの追加ルールでは、「格納器の折りたたみの回避」、および「格納器の折りたたみの許可」の 2 つの機能が提供されています。

このルールは、ダイアグラム構築プロセスの実行時に、特定のダイアグラム フィーチャにこれらの機能のいずれかを割り当てるように構成することができます。その後、ダイアグラム フィーチャで機能が有効になると、有効になった [格納器の折りたたみ] ルールはこの機能を検討して、親格納器を折りたたむかどうかを判断します。

次の図にユース ケースを例示します。

  • 図 A はサンプル ダイアグラムを示します。次の 5 つの格納器フィーチャを参照します。
    • 2 つのスイッチ バンク - C1 と C2
    • 1 つのヒューズ バンク - C3
    • 1 つのスイッチギア - C4
    • 1 つの変圧器バンク - C5

    これらの格納器はすべて展開されており、格納物周辺でダイアグラムのポリゴン格納器として表示されます。

    格納器 C1 ~ C5 が、展開されたダイアグラムのポリゴン格納器として表示される
    図 A - C1 ~ C5 のすべての格納器が、展開されたダイアグラムのポリゴン格納器として表示されます。

  • 図 B は、サンプル ダイアグラムのスイッチをハイライトします。これらは C1、C2、C4 格納器の格納物です。

    ダイアグラム内のすべてのスイッチが、選択したダイアグラム フィーチャとして表示される
    図 B - ダイアグラム内のすべてのスイッチが、選択したダイアグラム フィーチャとして表示されます。

  • 図 C は、すべての格納器を折りたたむようテンプレートが構成されている場合のサンプル ダイアグラムを示します。

    体系的に折りたたまれている格納器
    図 C - 格納器が体系的に折りたたまれています。

  • 図 D は、すべての格納器を折りたたむ前に、すべてのスイッチの格納器の折りたたみの回避機能をテンプレートで構成した場合のサンプル ダイアグラムです。

    スイッチを格納する格納器以外のすべての格納器が体系的に折りたたまれている
    図 D - スイッチを格納する格納器以外のすべての格納器が体系的に折りたたまれています。

図 C と D を作成するために使用した 2 つのテンプレートには、ルール定義に差異があります。ダイアグラム フィーチャ機能ルールは、格納器の折りたたみルールの前に実行されます。

シンプルな格納器の折りたたみルール
ダイアグラム フィーチャで機能を設定にした後の格納器の折りたたみルール

ダイアグラム フィーチャ機能の追加ルールの構成

テンプレートにダイアグラム フィーチャ機能の追加ルールを構成するには、[属性によるダイアグラム フィーチャ機能の追加 (Add Diagram Feature Capability By Attribute Rule)] ツールを使用します。

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