トレースするラインへのフィーチャの整列

[フィーチャの修正] ウィンドウで、[トレース形状に一致] をクリックして、ポリライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャ間のギャップを削除します。トレースする配置パスで指定したバッファー許容値内のセグメントを形状変更し、一致する方法を制御できます。

このようにフィーチャを整列させる方法は、土地区画境界線や、異なる解像度、縮尺、期間に取得された複雑なフィーチャ ジオメトリを整列させるためによく使われます。マップ トポロジをオンにすると、フィーチャの接続性は、一致ジオメトリを共有するフィーチャ間で維持されます。

選択せずにフィーチャを整列、フィーチャ全体の整列、フィーチャのセグメントの整列、頂点を追加することで許容値バッファー外でフィーチャの形状を維持するなどのオプション設定があります。

マップ トポロジを使用して単純なエッジ間のギャップを塞ぐための手順については、「トポロジ エッジの整列」をご参照ください。

1. [編集] タブの [編集の管理] グループで、[トポロジ] ドロップダウン矢印をクリックして、次のいずれかの設定を選択します。
   • [マップ トポロジ] - 隣接フィーチャを修正し、すべての共有境界の間で接続を維持します。
   • [トポロジなし] - 選択フィーチャのみを修正し、そのフィーチャ間に一致する境界セグメントを作成します。
2. [編集] タブの [スナップ] グループで、スナップの基本設定を有効にします。

   ヒント:

   配置パスをトレースする際に、スペースバーを押したままにすると、スナップを一時的にオフにすることができます。

3. [編集] タブの [フィーチャ] グループで [修正] をクリックします。

   [フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。

4. [配置] を展開して [トレース形状に一致] をクリックします。

   ツールがウィンドウで開きます。

5. 次のいずれかの方法で、整列するフィーチャを選択します。
   • フィーチャを選択せずに、バッファー許容値内の編集可能フィーチャの形状を一致させるには、[選択なしのフィーチャの一致を許可] をオンにします。
   • [選択を有効化] をクリックして、修正するフィーチャを選択します。

     メモ:

     選択セットを調整するには、ウィンドウ内のフィーチャを右クリックして、ショートカット メニューの次のコマンドを使用します。

     

6. 整列方法を選択します。
   • [形状をパスに適合] - パスから形状に頂点を追加することで、配置エリア内のフィーチャ ジオメトリを更新します。
   • [配置エリア外の形状を維持] - 形状をパスに適合させ、配置エリアの外部でフィーチャ ジオメトリを維持します。頂点は配置エリアのエッジに追加されます。
   • [ラインの終点をパスにスナップ] - 配置エリア内部のラインの終点をパスにスナップし、円弧とライン フィーチャの形状を維持します。頂点は追加されません。
7. 選択フィーチャを整列させる配置パスをトレースします。
   1. [配置パスの描画] をクリックします。
   2. 配置フィーチャのエッジをクリックし、境界に沿ってポインターをドラッグします。
   3. トレースしたエッジをクリックし、トレースを終了します。

      ヒント:

      Esc キーを押してトレースをキャンセルし、新しいトレースを作成します。

   配置パスの周囲に、セグメントが変更されるエリアを示すバッファーが表示されます。

8. [許容値範囲] テキスト ボックスで、配置パスから整列させるフィーチャのセグメントを網羅する距離を入力します。

   許容値を変えると、バッファーも更新されます。

9. 許容値バッファーの形状を変更するには、[配置エリア] を展開します。
   • [両方] - 両側
   • [左] - 左側のみ
   • [右] - 右側のみ
   • [丸] - 配置エリアの終点を許容距離の円弧で延長
   • [四角] - 配置パスの終点で配置エリアの終点を終了
10. [配置] をクリックします。