編集のバージョニング オプション

[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで、編集を保存したときにバージョン データの競合を定義し、リコンサイルする方法を決定します。[競合マネージャー] ダイアログ ボックスを表示し、競合をインタラクティブに確認または非表示にし、自動的にリコンサイルできます。

バージョン対応として登録済みのデータを編集すると、他のユーザーが編集している可能性がある同一データの別バージョンを修正することになります。編集内容は、システム テーブルで追跡されます。編集を保存すると、バージョンの競合は、以下のセクションで説明する設定に基づき、ターゲット バージョンにマージし直されます。

バージョニングの詳細については、「バージョニングの概要」をご参照ください。

競合の解決方法

バージョンの競合を、編集バージョンかターゲット バージョンのどちらかに合わせて解決できます。ブランチ バージョンとして登録されたフィーチャ サービスの競合は、編集バージョンに合わせてのみ解決できます。

  1. [編集] タブの [編集の管理] グループで、[オプション] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスで [編集] をクリックします。
  3. [バージョニング] を展開し、次のいずれかの設定を選択します。
    • [編集バージョン優先] - ターゲット バージョン内の競合を自分が加えた変更で上書きします。これがデフォルトです。
    • [ターゲット バージョン優先] - ターゲット バージョン内の競合を維持し、自分が加えた変更を破棄します。
      メモ:

      この設定は、ブランチ バージョン対応として登録されたフィーチャ サービスでは使用できません。

  4. [OK] をクリックします。

    設定内容が保存され、ダイアログ ボックスが閉じます。

競合の定義方法

競合とは、対応する属性フィールドの不一致、またはオブジェクト ジオメトリとデータベース行の属性間の不一致として定義できます。ブランチ バージョン対応として登録されたフィーチャ サービスの競合は、オブジェクト ジオメトリとデータベース行の属性間の不一致としてのみ定義されます。

  1. [編集] タブの [編集の管理] グループで、[オプション] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、[編集] タブをクリックします。
  3. [バージョニング] を展開し、次のいずれかの設定を選択します。
    • [属性 (列) 単位で検出] - 属性間に不一致が存在する場合にのみ競合を特定します。これがデフォルトです。
      メモ:

      この設定は、ブランチ バージョン対応として登録されたフィーチャ サービスでは使用できません。

    • [オブジェクト (行) 単位で検出] - オブジェクト ジオメトリとデータベース行の属性間に不一致が存在する場合に競合を特定します。
  4. [OK] をクリックします。

    設定内容が保存され、ダイアログ ボックスが閉じます。

複数のユーザーからの競合を確認する方法

編集を保存するときに [競合マネージャー] ダイアログ ボックスを表示して競合をインタラクティブに確認するか、ダイアログ ボックスを非表示にして、設定に基づいて自動的にリコンサイルできます。

  1. [編集] タブの [編集の管理] グループで、[オプション] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、[編集] タブをクリックします。
  3. [バージョニング] を展開し、次のいずれかの設定を選択します。
    • [競合マネージャーを表示して競合を確認] — デフォルト設定です。
    • [編集を自動保存して競合マネージャーを表示しない] — 競合は現在の設定に基づいてリコンサイルされ、ターゲット バージョンに自動的に保存されます。
  4. [OK] をクリックします。

    設定内容が保存され、ダイアログ ボックスが閉じます。