フィールド マッピングの構成

[編集] タブの [ツール] グループで、[編集設定] ダイアログ ボックス ランチャー をクリックし、フィールド マッピングを構成します。フィールド マッピングを行うと、属性のコピーや転送を行うツールを使用し、フィーチャ間で属性値をコピーする方法を指定できます。

フィールド マッピングは、[編集設定] ボタン のツール ウィンドウから使用することもできます。ここにはフィールドの割り当てを使用するツールが用意されています。

1. [編集] タブの [ツール] グループで、[編集設定] ダイアログ ボックス ランチャー をクリックします。
2. [フィールド マッピング] をクリックします。
3. ターゲット レイヤーとソース レイヤーを設定します。
   1. [フィールド] タブをクリックします。
   2. [ソース] および [ターゲット] ドロップダウン矢印をクリックし、属性値をコピーするフィールドを含むレイヤーを選択します。
4. [フィールド] テーブルで Source 列のフィールド ドロップダウン矢印をクリックし、対応するターゲット フィールドにマッピングします。

   メモ:

   ジオメトリを転送するには、Shape フィールドを対応するターゲット フィールドにマッピングします。

5. フィールド マッピング設定をリセットまたはクリアするには、[フィールド] テーブルの上にあるツールバーで適切なコントロールをクリックします。
   • [リセット] - フィールド マッピングを、最後に保存した設定にリセットします。
   • [自動マッチ] - フィールド名とデータ タイプの一致に基づき、フィールドを自動的にマッピングします。これがデフォルトです。
   • [消去] - 属性を明示的に転送しないように、現在のフィールド マッピングをオーバーライドします。
6. ArcGIS Arcade フィールド式を検証、インポート、またはエクスポートするには、[式] タブをクリックします。

   ArcGIS Arcade 式がフィールド マッピングを行っている場合、[フィールド] タブの設定に対する変更内容が式を上書きします。その場合は、式を再入力する必要があります。

   詳細:

   ArcGIS Arcade を使用して、標準的なコントロールでは不可能なロジックを埋め込みます。たとえば、ターゲット フィールドの現在の値を検索し、ソース属性値がターゲット値よりも大きい場合にのみ、ソース属性値をコピーするなどです。

   ArcGIS Arcade は、属性ルール、ラベル、フィールド演算などに埋め込まれた式を評価し、計算を実行し、特定の関数によって使用される値を返すために使用されるスクリプト言語です。

   フィールド値は、そのデータ タイプを維持します。入力および出力タイプは、式が評価される関数のプロファイルによって決定されます。カンマで区切られた複数の行が同じウィンドウ内に存在できます。

   次の例では、ソース フィーチャのフィールド Elevation および Rotation 内の値を、同じ名前を持つターゲット フィールドにコピーします。

   return {
     "Elevation" : $sourceFeature['Elevation'],
     "Rotation" : $sourceFeature['Rotation']
   }

   フィールド マッピングの変数名については、ArcGIS Arcade 開発者向けガイドの「プロファイル」をご参照ください。

7. [OK] をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。