ストリーミング頂点でのセグメントの作成

ストリーミング ではポインターをドラッグしながら一定間隔で自動的に頂点を作成し、フリーフォーム スケッチを作成します。このツールは、作図バーに加え、ポリラインまたはポリゴン フィーチャを作成する際にショートカット メニューで利用できるようになります。

ストリーミング中にマップをクリックするとツールが一時停止され、設定の変更が可能になり、別の作図ツールを選択するか、ストリーミングを続行するかを選択することができます。オプションの設定には、ストリーミング間隔の許容値や、ベジェ曲線によるセグメントのスムージングなどがあります。

メモ:

この作図ツールは、このリリースの Image Analyst で ArcGIS Pro エクステンションを使用してステレオ マップを編集するときには使用できません。

ストリーミングによるセグメントの作成

1. [カタログ] ウィンドウで次のいずれかを実行して、レイヤーをマップに追加します。
   • [データベース] を展開し、データが格納されているデータベースを展開して、フィーチャクラスをマップにドラッグします。
   • デフォルトのデータベースを右クリックして、新しいポリラインまたはポリゴン フィーチャクラスを作成します。

   フィーチャクラスをドラッグまたは作成すると、現在のマップにレイヤーが追加され、フィーチャ テンプレートがデフォルト設定で作成されます。

2. [編集] タブの [スナップ] グループで、スナップの基本設定を有効にします。

   ヒント:

   フィーチャをスケッチする際に、スペースバーを押したままにすると、スナップを一時的にオフにすることができます。

3. [編集] タブの [フィーチャ] グループで、[作成] をクリックします。

   [フィーチャ作成] ウィンドウが表示されます。

4. ポリラインまたはポリゴン フィーチャ テンプレートをクリックします。

   マップの下部に作図ツールバーが表示されます。

5. ツール パレットの横にある [アクティブなテンプレート] ボタン をクリックします。

   このテンプレートのツール パレットとフィーチャ属性テーブルがウィンドウに表示されます。

6. 属性テーブルで、新しいフィーチャに適用する値を入力します。

   グループ テンプレートの場合は、テンプレート アイコンをクリックして属性テーブルを表示します。

7. 作図ツールバーで、トレース ツール ドロップダウン メニューをクリックして [ストリーミング] をクリックするか F8 キーを押します。

   

8. マップをクリックして、マップ内でポインターをドラッグします。
9. これらのオプション設定を変更するには、O キーを押します。これらの設定は、マップをクリックしてストリーミングを停止すると、随時変更できます。
   • [ストリーム許容値] テキスト ボックスに、一定間隔で頂点を作成する際の距離を入力します。

     メモ:

     デフォルト許容値 (ゼロ (0)) では、重複する頂点が作成されます。これは、海岸線や河川などのフィーチャを描画する際の一般的な設定です。

   • セグメントをベジェ曲線に変換するには、[スムージング] をオンにします。
10. マップ上でポインターをドラッグし、頂点のストリーミングを開始します。
11. ストリーミングを停止するには、マップをクリックします。

    ストリーミングされた頂点は、現在の設定に基づいて単純化またはスムージングします。

12. セグメントの作成を続行するには、次のいずれかを実行します。
    • マップをクリックし、ストリーミングを再開します。
    • 別のセグメント作図ツールを選択します。
    • 別の作図ツールを使用した後にストリーミングを再開するには、[ストリーミング] をクリックするか、F8 キーを押します。
13. 作図ツールバーで、[完了] をクリックするか、F2 キーを押します。

キーボード ショートカット

ストリーミング作図ツール用のキーボード ショートカット

キーボード ショートカット	アクション	コメント
O キー	オプションを表示します。	[オプション] ダイアログ ボックスを開きます。
F8 キー	ストリーミングを開始または停止します。	ストリーミングを開始または停止します。