カメラ プロパティ

[カメラ プロパティ] オーバーレイには、マップまたはシーンの現在のカメラ位置および方向の値が表示されます。カメラ プロパティを表示して、現在のカメラ位置に関するフィードバックを取得するか、オーバーレイから直接ビューを更新します。クリップボードには、すべてのカメラ プロパティ値をコピーすることも、1 つのカメラ プロパティ値のみをコピーすることもできます。新しい値を入力するか貼り付けると、更新した値が拡大表示されます。ビューを移動する際、オーバーレイが更新され、カメラの現在のプロパティが表示されます。

[ビュー] タブの [ナビゲーション] グループで [カメラ プロパティ] ボタン をクリックしてビューにオーバーレイを表示します。必要に応じて、マップまたはシーンを右クリックし、ショートカット メニューからコントロールにアクセスします。[カメラ プロパティ] は移動可能なオンスクリーンのオーバーレイとして、初回はビューの左側中央に開きます。オーバーレイを使用しない場合は最小化できます。

メモ:

X、Y、および Z カメラ値とマップの座標系は、同じ単位で表されます。[コンテンツ] ウィンドウでマップをダブルクリックして、[マップ プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。[座標系] ページで、マップの座標系を変更して別の単位を使用することもできます。

2D 値

2D マップの [カメラ プロパティ] オーバーレイには、次の値が表示されます。

プロパティ	説明
X	カメラが配置されている X 軸上の水平座標値。
Y	カメラが配置されている Y 軸上の水平座標値。
縮尺	マップのプロパティで定義されたマップ単位を使用してマップが表示される縮尺。
回転	カメラが指している方向 (コンパス方位)。回転角度は 0 ～ 360 の範囲内であり、0 は北を向き、90 は東を向き、180 は南を向きます。

3D 値

3D シーン (ローカルまたはグローバル) の [カメラ プロパティ] オーバーレイには、次の値が表示されます。

プロパティ	説明
X	カメラが配置されている X 軸上の水平座標値。
Y	カメラが配置されている Y 軸上の水平座標値。
Z	カメラが配置されている垂直軸の座標値 (高度) は、平均海水面よりも上の高度としてメートル単位で表示されます。
ピッチ	サーフェスと平行に見える位置からの相対角度 (船が波に出入りしながら航行する際に船首が上下する時など)。ピッチ値は -90 (真下) ～ 90 (空に向かって真上の向き) です。
ロール	ビューから左、または右へのカメラの回転角度。正の値では、カメラは右にロールします。負の値では、カメラは左にロールします。ロール角の値は 0 ～ 360 で、0 は水平、180 は上下逆です。
方位角	カメラが指している方向 (コンパス方位)。方位は 0 ～ 360 の範囲内であり、0 は北を向き、90 は東を向き、180 は南を向きます。
視野	カメラの対角線上の視野 (FOV) 角度。角度の範囲は 1 ～ 170 度である必要があります。FOV 角度が小さいと望遠レンズによる拡大表示に似た動作となり、FOV 角度が大きいと魚眼レンズによる縮小表示に似た動作となります。デフォルトの角度は 55 度です。