境界配置スタイルを使用したラベリング

Maplex Label Engine の [境界配置] スタイルは、ポリゴンの周長の範囲内で、通常は隣接するポリゴンのラベルに一致するように、ポリゴンに沿ってラベルを配置します。繰り返し間隔を指定して境界の長さに沿ってラベルを繰り返したり、境界からのオフセット距離を指定してラベルを配置したりすることができます。隣接するポリゴンがない場合は、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] がオンになっていない限り、ラベルは配置されません。

ポリゴン境界のオプション

• [1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] - このオプションを選択すると、隣接するポリゴンがない場合でも、ラベルをポリゴン境界上に配置することができます。
  • [ライン上の中央の位置] - このオプションは、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] がオンになっている場合のみ選択できます。このオプションを使用すると、ラベルは 1 辺の境界上の中央に配置されます。隣接するポリゴンがある場合、ラベルは境界からオフセットして配置されます。
• [ポリゴン ホールの境界にラベリングを許可] - このオプションを選択すると、内部ポリゴンがある場合にポリゴン ホールの境界に沿ってラベルを配置することができます。これはデフォルトでオンになっています。内部ポリゴンがない場合にポリゴン ホールにラベルを配置するには、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] もオンにする必要があります。

次の図は、[境界配置] スタイルを使用してラベリングしたワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州を示しています。[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] がオンになっています。

ポリゴン ホールにラベリングするには、[ポリゴン ホールの境界にラベリングを許可] チェックボックスをオンにします。次のタウンシップ図は、このパラメーターを示しています。ホールが空の場合は、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] チェックボックス もオンにする必要があります。

1. Maplex Label Engine が有効化されていることを確認します。
2. [ラベル別にリスト] で [コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、非常に効果的です。
3. コンテンツ ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
4. [ラベリング] タブの [ラベルの配置] グループで [ラベル配置プロパティ] をクリックします。
5. [ラベリング] ウィンドウで、[配置] をクリックして をクリックします。
6. [配置] を展開します。
7. ドロップダウン リストから [境界配置] を選択します。

   [境界配置] スタイルを選択すると、ラベル位置が [境界に沿って配置] に変わります。これは、[境界配置] スタイルの配置位置が 1 つしかないためです。

8. 必要に応じて、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] チェックボックスをオンにします。
   1. 必要に応じて、[ライン上の中央の位置] チェックボックスをオンにします。このオプションは、[1 辺の境界に沿ったラベリングを許可] チェックボックスがオンになっている場合のみ選択できます。
9. 必要に応じて、[ポリゴン ホールの境界にラベリングを許可] チェックボックスをオンにします。