アジア文字の縦書き配置の有効化

Maplex Label Engine を使用すると、アジア文字のラベルを縦書きで表示できます。縦書きにすると、個々の文字は縦書きですが、ラベルそのものは縦長になります。1 つのラベルに垂直レイアウトと水平レイアウトを組み合わせて使用することはできません。テキスト シンボルは、45 度を超えた場合は縦書きレイアウトで、45 度未満の場合は横書きレイアウトで再描画されます。

このオプションは、フォントに縦書きメトリクスがある場合にのみ利用できます。

次の図は、縦書きにした漢字を示しています。

縦書きにした漢字
メモ:

アジア文字ラベルの文字の向きは、配置位置とブロック進行方向を指定することで制御できます。

ライン フィーチャの場合、次の設定を使用します。

  • 水平ラベルを配置する場合: 水平配置[上から下] のブロック進行方向を指定します。
  • 垂直ラベルを配置する場合: 水平配置[右から左] のブロック進行方向を指定します。
  • ラベルの角度に応じて水平と垂直の両方で配置する場合: 直線または曲線の配置[右から左] のブロック進行方向を指定します。

ポリゴン フィーチャの場合、次の設定を使用します。

  • 水平ラベルを配置する場合: 水平配置[上から下] のブロック進行方向を指定します。
  • 垂直ラベルを配置する場合: 水平配置[右から左] のブロック進行方向を指定します。
  • ラベルの角度に応じて水平と垂直の両方で配置する場合: 直線または曲線の配置[右から左] のブロック進行方向を指定します。

ポイント フィーチャの場合、次の設定を使用します。

  • 水平ラベルを配置する場合: 水平配置[上から下] のブロック進行方向を指定します。
  • 垂直ラベルを配置する場合: 水平配置[右から左] のブロック進行方向を指定します。
  • ラベルの角度に応じて水平と垂直の両方で配置する場合: ラベルの回転[右から左] のブロック進行方向を指定します。

文字の縦書き配置を有効化するには、次の手順を実行します。

  1. Maplex Label Engine が有効化されていることを確認します
  2. [ラベル別にリスト] で [コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、非常に効果的です
  3. コンテンツ ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
  4. [ラベリング] タブの [テキスト シンボル] グループで [テキスト シンボル] ランチャー をクリックします。
  5. [ラベリング] ウィンドウで、[シンボル] をクリックして 書式設定 をクリックします。
  6. [国際化] を展開します。
  7. [ブロック進行方向] ドロップダウン リストで [右から左] を選択します。

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