レポートのテンプレートとスタイリング

テンプレートとスタイリングを使用すると、レポートのエレメントの配置と外観を事前に設定することができます。どちらのオプションも、新規レポートの作成時にしか使用できません。すべてのエレメントとプロパティは、書式設定プロパティを使用して独自にカスタマイズできます。レポートを再作成すると、別のテンプレートやスタイリングを使用できます。

テンプレート

テンプレートは、レポート内のエレメントの配置を決定します。たとえば、レポートの見出しの中でタイトルをどこに配置するか、グループ フッターの中でサマリー統計をどのように並べるかなどです。テンプレートを使用すると、レポートをすばやく作成できます。どのテンプレートを選択するかは、レポートにフィールドのグループ化を設定するかどうかによって異なります。

テンプレートには 5 つの選択肢があります。

  • 属性リスト - 行のリストを生成します。選択した属性に対して列が作成されます。グループ化が定義されていない場合は、これがデフォルト値になります。
  • 基本サマリー - 指定されたサマリー統計のリストを生成します。個々の行はリストされません。
  • フィーチャあたり 1 ページ - フィーチャごとに 1 ページを生成し、選択した属性をリストします。
  • グループ化を含む属性リスト - 行のリストを生成します。選択した属性を個別値でグループ化した列が作成されます。グループ化が定義されている場合は、これがデフォルト値になります。
  • グループ化を含む基本サマリー - 指定したサマリー統計を個別値でグループ化したリストを生成します。個々の行はリストされません。

[新しいレポートの作成] ウィンドウでデータを整理するときにグループが作成されると、グループ化を使用するテンプレートだけが [テンプレート] ドロップダウン メニューにリストされます。グループ化が使用されない場合は、グループ化が含まれないテンプレートがリストされます。

スタイリング

レポートのスタイリングは、エレメントの外観のプロパティを指定します。テキスト スタイリングには、色、フォント、文字の配置、間隔などがあります。レポートでは、選択したスタイリングがすべてのセクションやエレメントに影響します。セクションのスタイリングには、背景色などがあります。

スタイリングには 4 つの選択肢があります。

  • スタイリングなし - スタイリングは適用されません。色とシンボルは、選択したテンプレートで定義されます。
  • 白黒 - 白黒プリンターで使用します。これがデフォルトです
  • クール トーン - 青の線および背景、およびグレーのフォントを使用します。
  • ウォーム トーン - オレンジ色の線と背景、およびグレーのフォントを使用します。

選択したスタイリングは、レポートの作成時にレポート ビューに表示されます。ただし、詳細代替行の色は例外です。これは、レポートを PDF として共有しなければ表示されません。

ヒント:

レポートのスタイリングは、レポート システム スタイルの項目から生成されます。これはプロジェクトに追加することができます。

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