データ ストアにコピー (Copy To Data Store) (GeoAnalytics)

概要

フィーチャを入力からポータル内の新しいフィーチャ サービスにコピーします。

使用法

  • このツールは、結果を ArcGIS Data Store (ビッグ データ ストアまたはリレーショナル データ ストアのいずれか) に書き込みます。

  • ジオプロセシング ツールは、ArcGIS GeoAnalytics Server を活用しています。解析は GeoAnalytics Server で実行され、結果が ArcGIS Enterprise のコンテンツに保存されます。

  • GeoAnalytics Server ツールを実行する場合、解析は GeoAnalytics Server で実行されます。最適なパフォーマンスを得るためには、ArcGIS Enterprise ポータルでホストされているフィーチャ レイヤーかビッグ データ ファイル共有を通じて、GeoAnalytics Server にデータを提供する必要があります。GeoAnalytics Server のローカルにないデータは、解析が開始する前に GeoAnalytics Server に移動されます。つまり、ツールを実行する時間が長くなり、場合によっては ArcGIS Pro から GeoAnalytics Server にデータを移動できないこともあります。エラーの閾値はネットワークの速度や、データのサイズや複雑さに左右されます。したがって、データを必ず共有するか、ビッグ データ ファイル共有を作成することをお勧めします。

    データをポータルで共有する方法の詳細

    ArcGIS Server Manager を使用してビッグ データ ファイル共有を作成する方法の詳細

構文

CopyToDataStore(input_layer, output_name, {data_store})
パラメーター説明データ タイプ
input_layer

コピー対象のフィーチャ。

Record Set
output_name

出力フィーチャ サービスの名前

String
data_store
(オプション)

出力の保存先の ArcGIS Data Store。デフォルトは、SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE です。SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE に格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。RELATIONAL_DATA_STORE に格納された結果は、それらの座標系を維持します。

  • SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE出力は、ビッグ データ ストアに格納されます。これがデフォルトです。
  • RELATIONAL_DATA_STORE出力は、リレーショナル データ ストアに格納されます。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
output

ポータルの新しいフィーチャ サービス。

フィーチャ セット

コードのサンプル

CopyToDataStore (データ ストアにコピー) (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、CopyToDataStoreツールの使用方法を示しています。

#-------------------------------------------------------------------------------
# Name: CopyToDataStore.py
# Description: Copy Abandoned Water Line dataset to the relational data store
#				Results will be displayed in your Portal
# Requirements: ArcGIS GeoAnalytics Server
# Import system modules
import arcpy
# Set local variables
inFeatures = "https://sampleserver6.arcgisonline.com/arcgis/rest/services/Water_Network/FeatureServer/3"
outFS = "AbandonedWater"
dataStore = "RELATIONAL_DATA_STORE"
# Execute Copy to Data Store
arcpy.geoanalytics.CopyToDataStore(inFeatures, outFS, dataStore)

環境

出力座標系

解析で使用される座標系。このパラメーターで指定されない限り、入力の座標系で解析が行われます。GeoAnalytics ツール の場合、最終結果は WGS84 のビッグ データ ストアに保存されます。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server
  • Standard: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server
  • Advanced: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server

関連トピック