ポリゴンの主角度の計算 (Calculate Polygon Main Angle) (カートグラフィ)

概要

入力ポリゴン フィーチャの主角度を計算し、計算値をフィーチャクラスの所定のフィールドに割り当てます。

使用法

• ポリゴンの主角度は、配向が類似する線分同士の中で最も長いコレクションの角度です。この角度は真北からの度 (10 進) 単位で、指定したフィールドに格納されます。

• このツールを使用してポリゴンのトレンドを計算します。また、結果として得られた角度を使用して、ポリゴン内のマーカーやハッチ ラインなどのシンボルを配向させます。このツールは、系統的な形状のポリゴンではなく、直交ポリゴンを主な処理対象として設計されています。

構文

CalculatePolygonMainAngle(in_features, angle_field, {rotation_method})

パラメーター	説明	データ タイプ
in_features	入力ポリゴン フィーチャ。	Feature Layer
angle_field	ポリゴンの主角度の値で更新されるフィールド	Field
rotation_method (オプション)	回転の方法と原点を制御します。 GEOGRAPHIC —角度は時計回りに計算され、上端/北で 0 になります。 ARITHMETIC —角度は反時計回りに計算され、右端/東で 0 になります。 GRAPHIC —角度は反時計回りに計算され、上端/北で 0 になります。これがデフォルトです。	String

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_features	更新された入力ポリゴン フィーチャ。	フィーチャ レイヤー

コードのサンプル

CalculatePolygonMainAngle (ポリゴンの主角度の計算) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで CalculatePolygonMainAngle ツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:\data"
arcpy.CalculatePolygonMainAngle_cartography("cities", "poly_angle", "GEOGRAPHIC")

CalculatePolygonMainAngle (ポリゴンの主角度の計算) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

このスタンドアロン スクリプトは、CalculatePolygonMainAngle (ベクター タイル パッケージの作成) ツールの使用例を示しています。

# Name: CalculatePolygonMainAngle_standalone_script.py
# Description: Calculates the dominant angles of input polygon features and 
#              assigns the values to a specified field in the feature class

# Import system modules
import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
in_features = "cartography.gdb/buildings_area"
angle_field = "poly_angle"
rotation_method = "ARITHMETIC"

# Execute Calculate Polygon Main Angle
arcpy.CalculatePolygonMainAngle_cartography(in_features, angle_field, 
                                            rotation_method)

環境

カートグラフィの座標系

ライセンス情報

• Basic: いいえ
• Standard: はい
• Advanced: はい