概要
傾斜の上部と下部を表すライン間の傾斜を示すマルチパート ラインまたはポリゴンを作成します。
図
使用法
[検索距離] パラメーターは、上下のラインの端点間の距離を指定します。端点が設定した距離内にある場合、ハッチングは上下のライン間のエリアに作成されます。ハッチングを作成するには、両方の端点セットが設定した距離内に存在する必要があります。このパラメーターは、[完全に接続] パラメーターがオフになっている場合のみ使用されます。
複数の接続ラインが存在する場合、これらのラインは 1 本と見なされ (ディゾルブされているように扱われ)、ディゾルブされたラインの端点が検索距離に使用されます。
ツールがフィーチャのリレーションシップを決定するには、入力フィーチャのジオメトリが正しく設定されている必要があります。ギャップ、オーバーラップ、またはフィーチャが端点で正しく接続されていない場合、ハッチングの作成に影響を与える可能性があります。
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ハッチングの方向に影響する可能性のある上下のライン フィーチャの細部を削除するには、最初に [ラインの単純化 (Simplify Line)] ツールまたは [ラインのスムージング (Smooth Line)] ツールの実行を検討してください。
構文
GenerateHachuresForDefinedSlopes(upper_lines, lower_lines, output_feature_class, {output_type}, {fully_connected}, {search_distance}, {interval}, {minimum_length}, {alternate_hachures}, {perpendicular}, {polygon_base_width})| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
upper_lines | 傾斜の上部を表すライン フィーチャ。 | Feature Layer |
lower_lines | 傾斜の下部を表すライン フィーチャ。 | Feature Layer |
output_feature_class | 傾斜エリアを表すマルチパート ラインまたはポリゴン ハッチングを含む出力フィーチャクラス。 | Feature Class |
output_type (オプション) | 傾斜を表す三角形ポリゴンまたはけばを作成するかどうかを指定します。
| String |
fully_connected (オプション) | 上下のラインで完全に接続されたエリアを作成するかどうかを指定します。完全に接続されている場合、ハッチングは完全に囲まれたエリア内にのみ作成されます。完全に接続されていない場合、ハッチングは、上下のフィーチャの端点を接続して生成されるエリア内に作成されます。
| Boolean |
search_distance (オプション) | 上下のフィーチャ間の接続を生成する際に使用される距離。上下のフィーチャの端点が許容値内にある場合、フィーチャ間のエリアがハッチングの作成に使用されます。デフォルト値は 20 メートルです。fully_connected パラメーターが CONNECTED に設定されている場合、このパラメーターは無視されます。 | Linear Unit |
interval (オプション) | 傾斜エリア内のハッチングけばまたは三角形間の距離。デフォルト値は 10 メートルです。 | Linear Unit |
minimum_length (オプション) | ハッチングけばまたは三角形を作成する際に必要な長さ。この長さより短いハッチングは作成されません。デフォルト値は 0 メートルです。 | Linear Unit |
alternate_hachures (オプション) | ハッチング三角形またはけばの長さを交互に変化させるかどうかを指定します。
| Boolean |
perpendicular (オプション) | ハッチングけばまたは三角形を上部の傾斜ラインと垂直にするかどうかを指定します。
| Boolean |
polygon_base_width (オプション) | 三角形ポリゴン ハッチングのベース幅。このパラメーターを使用できるのは、output_type パラメーターが polygon_triangles に設定されている場合に限ります。デフォルト値は 5 メートルです。 | Linear Unit |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GenerateHachuresForDefinedSlopes ツールを使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:\Data\Hachures.gdb"
arcpy.cartography.GenerateHachuresForDefinedSlopes("UpperEdges",
"LowerEdges",
"Hachures_output",
"POLYGON_TRIANGLES",
"NOT_CONNECTED",
"20 Meters",
"10 Meters",
"0 Meters",
"UNIFORM_HACHURES",
"",
"5 Meters")このスタンドアロン スクリプトは、GenerateHachuresForDefinedSlopes (ベクター タイル パッケージの作成) ツールの使用例を示しています。
""" Name: GenerateHachuresForDefinedSlopes_standalone_script.py
Description: Generates multipart polygons representing
the slope between the lines of an upper and lower slope
"""
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/Data/Hachures.gdb"
# Set local variables
upper_lines = "UpperEdges"
lower_lines = "LowerEdges"
output_type = "POLYGON_TRIANGLES"
output_feature_class = "Hachures_output"
fully_connected = "NOT_CONNECTED"
search_distance = "20 Meters"
interval = "10 Meters"
minimum_length = "0 Meters"
alternate_hachures = "UNIFORM_HACHURES"
perpendicular = False
polygon_base_width = "5 Meters"
# Execute Generate Hachures For Defined Slopes
arcpy.GenerateHachuresForDefinedSlopes_cartography(upper_lines,
lower_lines,
output_feature_class,
output_type,
fully_connected,
search_distance,
interval,
minimum_length,
alternate_hachures,
perpendicular,
polygon_base_width)ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: はい