概要
入力フィーチャの日付値を使用し、3D フィーチャクラスを作成します。
使用法
このツールは、3D を使用して、携帯電話の時空間的な移動パターンを視覚化します。これらのツールは、フィーチャの時空間属性に基づき、2D の携帯電話レコード フィーチャクラスを 3D に変換します。開始時間フィールドは各フィーチャの高さを決定し、各フィーチャの高さの差は、通話間の秒数を表します。
[時間の Z 間隔と単位] パラメーター値に基づく値を持つ ZVALUE フィールドが出力に追加されます。
このツールを使用して 2 つのフィーチャクラスを比較する場合、各フィーチャクラスに対して同じ [基準日時]、[基準 Z 値]、[時間の Z 間隔と単位] パラメーター値を使用します。
構文
FeatureTo3DByTime(in_features, out_feature_class, date_field, {time_z_unit}, {base_z}, {base_date})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | 3D フィーチャを作成するために使用されるフィーチャ。 | Feature Layer |
out_feature_class | 出力 Z 対応フィーチャクラス。 | Feature Class |
date_field | フィーチャの立ち上げを計算するために使用される、入力の日付フィールド。 | Field |
time_z_unit (オプション) | 出力フィーチャクラスで、1 つの鉛直距離単位で表される時間間隔と単位。 たとえば、出力フィーチャクラスにメートル単位の鉛直座標系があり、このパラメーターの値が 1 秒である場合、生成されるフィーチャクラスには、標高 1 メートルが時間 1 秒に相当する立ち上げが適用されたフィーチャが含まれます。 | Time Unit |
base_z (オプション) | 出力フィーチャクラスの立ち上げが開始する基準 Z 値。 | Long |
base_date (オプション) | 時間の立ち上げの基準となる日時。 値が指定されない場合、入力の最小日付値が使用されます。 | Date |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで FeatureTo3DByTime 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/data/city_pd.gdb"
arcpy.ca.FeatureTo3DByTime("CDR_Phone_1_Sites","CDR_Phone_1_SitesZTime", "starttime")
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで FeatureTo3DByTime 関数を使用する方法を示しています。
# Name: FeatureTo3DByTime.py
# Description: Creates a 3D feature class of call detail record data using the
# time each call was started.
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = r"C:\data\city_pd.gdb"
# Set local variables
in_features = "CDR_Phone_1_Sites"
out_feature_class = "CDR_Phone_1_SitesZTime"
date_field = "starttime"
time_z_unit = "5 Minutes"
base_z = 100
base_date = "2/9/2019 8:01:00 AM"
# Execute FeatureTo3DByTime
arcpy.ca.FeatureTo3DByTime(in_features, out_feature_class, date_field,
time_z_unit, base_z, base_date)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい