モザイク データセット パスのエクスポート (Export Mosaic Dataset Paths) (データ管理)

概要

モザイク データセット内の各アイテムのファイル パスのテーブルを作成します。このテーブルに、すべてのファイル パスを含めるか、壊れたパスのみを含めるかを指定できます。

使用法

  • このツールの出力は、ジオデータベースまたは *.dbf ファイル内のテーブルになります。

構文

ExportMosaicDatasetPaths(in_mosaic_dataset, out_table, {where_clause}, {export_mode}, {types_of_paths})
パラメーター説明データ タイプ
in_mosaic_dataset

エクスポートするファイル パスを含むモザイク データセット。

Mosaic Layer
out_table

作成するテーブル。テーブルは、ジオデータベース テーブルでも *.dbf ファイルでもかまいません。

出力テーブルの SourceOID フィールドは、元のモザイク データセット テーブル内の行の OID から取得されます。

Table
where_clause
(オプション)

エクスポート用に特定のラスターを選択するための SQL 式。

SQL Expression
export_mode
(オプション)

テーブルに、すべてのパスを入力するか、または壊れたパスのみを入力します。

  • ALLすべてのパスをテーブルにエクスポートします。これがデフォルト設定です。
  • BROKEN壊れたパスのみをテーブルにエクスポートします。
String
types_of_paths
[type_of_path,...]
(オプション)

ソース ラスターのみ、キャッシュのみまたは、ソース ラスターとキャッシュの両方のいずれかからファイル パスをエクスポートするよう選択します。デフォルトは、すべてのパス タイプのエクスポートです。

  • RASTERラスターからファイル パスをエクスポートします。
  • ITEM_CACHEアイテム キャッシュからファイル パスをエクスポートします。
String

コードのサンプル

ExportMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスのエクスポート) の例 1 (Python ウィンドウ)

以下は、ExportMosaicDatasetPaths ツールを実行する Python サンプルです。

import arcpy
arcpy.ExportMosaicDatasetPaths_management(
     "C:/Workspace/exportmd.gdb/md", "C:/workspace/brokenpaths.dbf",
     "#", "BROKEN", "RASTER")
ExportMosaicDatasetPaths (モザイク データセット パスのエクスポート) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

以下は、ExportMosaicDatasetPaths ツールを実行する Python スクリプト サンプルです。

#Export broken raster path in FGDB Mosaic Dataset to dbf table

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"

mdname = "exportmd.gdb/md"
outtable = "C:/workspace/brokenpaths.dbf"
query = "#"
mode = "BROKEN"
pathtype = "RASTER"

arcpy.ExportMosaicDatasetPaths_management(mdname, outtable, query, 
                                          mode, pathtype)

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

関連トピック