使用法
フィーチャの編集時にフィーチャが分割されている場合、スプリット操作がスプリット フィーチャの関連アイテムをどのように処理するかは、リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーによって定義されます。
リレーションシップの関連元テーブルはフィーチャクラスで、関連先は非空間テーブルである必要があります。
[スプリット ポリシー] パラメーターが [関連オブジェクトの複製] に設定されている場合、最小ジオデータベース クライアント バージョンは ArcGIS Pro 2.6 になります。つまり、ArcGIS Desktop や ArcGIS Pro の旧バージョンのデータは使用できません。
すべてのリレーションシップ クラスには、シンプルなリレーションシップ クラスの作成時に定義される [デフォルト (シンプル)] と、コンポジット リレーションシップ クラス向けの [デフォルト (コンポジット)] のデフォルト スプリット ポリシーがあります。スプリット ポリシーが [関連レコードの複製] に変更された場合、[スプリット ポリシー] パラメーターの [デフォルト (シンプル)] 値を使用してこのツールを実行し、シンプルなリレーションシップ クラスのスプリット ポリシーをリセットするか、[デフォルト (コンポジット)] 値を使用してコンポジット リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーをリセットします。
[スプリット ポリシー] パラメーターを [関連レコードの複製] に設定するには、Global ID ベースのリレーションシップ クラスが必要です。
入力リレーションシップ クラスがエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、このツールはデータの所有者として実行する必要があります。
構文
SetRelationshipClassSplitPolicy(in_rel_class, split_policy)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_rel_class | スプリット ポリシーが設定されるリレーションシップ クラス。起点フィーチャクラスはポリラインかポリゴン フィーチャクラスで、終点は非空間テーブルである必要があります。 | Relationship Class |
split_policy | リレーションシップ クラスに適用するスプリット ポリシーを指定します。
| String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_rel_class | スプリット ポリシーが設定された、更新済みのリレーションシップ クラス。 | リレーションシップ クラス |
コードのサンプル
リレーションシップ クラスのスプリット ポリシーを設定します。
import arcpy
arcpy.SetRelationshipClassSplitPolicy_management("C:\\MyProject\\sdeConn.sde\\progdb.user1.ParcelsToBuildings",
"DUPLICATE_RELATED_OBJECTS")
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい