Advanced のライセンスで利用可能。
Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
概要
定義されたエリア内で局所的なピークまたは谷を検出します。
使用法
返される最高地点フィーチャまたは最低地点フィーチャの数は、[ピークまたは谷の数] パラメーターで要求された数より少ない場合があります。このツールは、入力サーフェスが指定された場合に識別できる局所的なピークまたは谷の数のみを返します。
サーフェスを反転し、サーフェス内のシンクを検出することによって、ピークを検出します。これらのポイントは、元のサーフェスから標高値を抽出するために使用され、標高に基づいてソートされます。
[入力サーフェス] の標高はポイントのランク付けに使用されますが、返される数値は標高値の並べ替え順に基づいています。最も高い 10 個のポイントを選択したときにポイント 10、11、12 が同じ標高だった場合、ツールは後者の 2 個を除外します。
このツールは、エリア内の局所的な最大値または最小値を検出します。たとえば、高い山々に囲まれた谷の真ん中にある小さな丘の頂上は、局所的なピークとして識別されます。
出力には、ピークまたは谷の標高値を含む Elevation フィールドが含まれます。ピークまたは谷の単位は、入力サーフェスの Z 単位 (標高) です。この単位の入力サーフェス メタデータを確認してください。
構文
FindLocalPeaksValleys(in_surface, out_feature_class, peak_valley_op_type, num_peaks_valleys, {in_feature})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_surface | 入力標高ラスター サーフェス。 | Raster Layer |
out_feature_class | 局所的なピークまたは谷を含む出力ポイント フィーチャクラス。 | Feature Class |
peak_valley_op_type | ツールが実行する操作のタイプを指定します。
| String |
num_peaks_valleys | 検出するピークまたは谷の数。 | Long |
in_feature (オプション) | 局所的なピークまたは谷を検出する入力ポリゴン フィーチャクラス。 | Feature Set |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、FindLocalPeaksValleys 関数の使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
arcpy.FindLocalPeaksValleys_defense("n36.dt2",
"n36_FindLocalPeaksValleys",
"PEAKS",
10,
"SelectedAOI")
次の例は、サンプル ワークフロー スクリプトで FindLocalPeaksValleys 関数を使用する方法を示しています。
# Description: Find the highest peak in Crowders State Park.
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
# Select state park
state_parks = "NCStateParks"
whereClause = "st_park_name = 'Crowders Mountain State Park'"
aoi_layer = arcpy.SelectLayerByAttribute_management(state_parks,
"NEW_SELECTION",
whereClause)
# Inputs
input_surface = "n36.dt2"
# Find highest peak
arcpy.FindLocalPeaksValleys_defense(input_surface,
"PeaksCrowdersMtn",
"PEAKS",
10,
aoi_layer)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: はい