Global ID を維持 (環境設定)

[Global ID を維持] 環境を反映するツールでは、ターゲット データセットに行を追加すると、既存の入力データセットの Global ID 値が再使用されます。

使用上の注意

  • この環境は、データをエクスポートまたは追加した場合に行の Global ID 値をそのまま維持する必要があるワークフローに適しています。
  • [アペンド (Append)] ツールの場合、この環境はエンタープライズ ジオデータベースのデータにのみ適用されるため、一意のインデックス付きの Global ID フィールドを含むデータしか処理されません。Global ID フィールドに一意のインデックスが付いていない場合、このツールは正常に実行されない可能性があります。Global ID フィールドに一意のインデックスを追加するには、[属性インデックスの追加 (Add Attribute Index)] ジオプロセシング ツールを使用します。

ダイアログの構文

  • オン - 既存の Global ID が維持されます。
  • オフ - フィーチャの既存の Global ID が維持されず、新しい Global ID が作成されます。これがデフォルトです。

スクリプトの構文

arcpy.env.preserveGlobalIds = boolean_option

パラメーター説明

boolean_option

[True] の場合は、既存の Global ID が維持されます。

[False] の場合は、フィーチャの既存の Global ID が維持されず、新しい Global ID が作成されます。これがデフォルトです。

preserveGlobalIds 構文

スクリプトの例

import arcpy
# Set the preserveGlobalIds environment to True
arcpy.env.preserveGlobalIds = True