概要
入力ダイアグラム レイヤー向けに現在設定されているダイアグラム レイヤー定義をネットワーク ダイアグラム レイヤー定義ファイル (*.ndld) にエクスポートします。
使用法
このツールは、ユーティリティ ネットワーク サービスを使用する場合、サポートされません。ファイル ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを使用するか、エンタープライズ ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークへのデータベース接続を使用する必要があります。エンタープライズ ジオデータベースを使用している場合は、接続をデータベース ユーティリティ ネットワーク所有者として確立する必要があります。
入力ネットワーク ダイアグラム レイヤーは、ファイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク、あるいはエンタープライズ ジオデータベースのユーティリティ ネットワークへのデータベース接続から取得する必要があります。
このツールは、出力ネットワーク ダイアグラム レイヤー定義ファイル (*.ndld) を作成します。定義ファイルには、入力ネットワーク ダイアグラム レイヤーの下にある各レイヤーのレイヤー プロパティとラベル プロパティがすべて格納されます。[ダイアグラム テンプレート定義のインポート] ツールを使用して、テンプレートを他のレイヤーに適用し、同じように表示することができます。
このツールはアクティブなマップ内の入力ネットワーク ダイアグラム レイヤーから実行されるため、ArcGIS Pro でしか使用できません。
構文
ExportDiagramLayerDefinition(in_network_diagram_layer, out_ndld_file)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_network_diagram_layer | レイヤー定義のエクスポート元となるネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | Diagram Layer |
out_ndld_file | 作成するネットワーク ダイアグラム レイヤー定義ファイル (.ndld)。 | File |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_network_diagram_layer | 出力ネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | ダイアグラム レイヤー |
コードのサンプル
現在表示されているダイアグラム レイヤーに関連するレイヤー定義をエクスポートします。
import arcpy
arcpy.ExportDiagramLayerDefinition_nd("Temporary diagram",
"D:/MyProjectLocation/CollapseContainerLayer.ndld")
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい