概要
パーセル ファブリック上でネットワーク トポロジを有効化します。
ツールがパーセル トポロジに追加するものは、次のとおりです。
- システム定義のパーセル ルールとジオデータベース トポロジ ルール
- パーセル ファブリックのフィーチャクラス
パーセル ファブリック トポロジを有効にすると、ルール エラーを特定するためにパーセル ファブリックが整合チェックされ、パーセルが構築されます。
使用法
エンタープライズ ジオデータベースでは、入力パーセル ファブリックは、データベース パーセル ファブリックの所有者として、確立されたデータベース接続から取得する必要があります。
接続された ArcGIS Enterprise ポータル アカウントは、パーセル ファブリックの所有者である必要があります。
エンタープライズ ジオデータベースでは、このツールは、デフォルト バージョンに接続されているときに実行する必要があります。
パーセル タイプの追加や属性フィールドのバッチ計算など、特定の操作を実行しているときはパーセル ファブリック トポロジを有効化しないでください。
パーセル ファブリック トポロジは、パーセル ファブリックを公開する前に有効化する必要があります。
パーセル ファブリック トポロジを無効化するには、[パーセル ファブリックトポロジの無効化 (Disable Parcel Topology)] ツールを実行します。
パフォーマンス上の理由から、データをパーセル ファブリックに読み込む前に、パーセル ファブリック トポロジを無効化することをお勧めします。
パーセル ファブリック上でパーセル トポロジが有効化されているかどうかを判定するには、[カタログ] ウィンドウでパーセル ファブリックを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[パーセル ファブリック プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。[パーセル ファブリック] を展開すると、[トポロジが有効] プロパティが表示されます。
構文
EnableParcelTopology(in_parcel_fabric)
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_parcel_fabric | トポロジを有効化するパーセル ファブリック。入力パーセル ファブリックは、ファイル ジオデータベースまたはエンタープライズ ジオデータベースからのものです。 | Parcel Layer |
派生した出力
| 名前 | 説明 | データ タイプ |
| updated_parcel_fabric | 更新されたパーセル ファブリック。 | パーセル ファブリック |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで EnableParcelTopology 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.parcel.EnableParcelTopology("C:/data/parcels/Database.gdb/CountyParcels/CountyFabric")環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい