ArcGIS Pro での多次元解析

Image Analyst ライセンスで利用できます。

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

ArcGIS Image Analyst を使用して、多次元ラスター データに対して複雑な解析を実行し、科学的トレンドおよび異常を調べることができます。

多次元データは、複数の回数や、複数の深度または高さで取得された地理空間データを表します。これらのデータ タイプは、大気、海洋、および地球科学でよく使用されています。多次元ラスター データは、データを特定の時間間隔で収集する衛星観測によって取得したり、データを他のデータ ソースから集約、内挿、シミュレートする数値モデルから生成することができます。

多次元データの詳細については、「多次元ラスター データの概要」をご参照ください。

メモ:

Spatial Analyst エクステンションでも、一部の多次元解析ツールを使用することができます。詳細については、「Spatial Analyst の多次元解析ツールの概要」をご参照ください。

多次元タブ

多次元ラスター レイヤーまたは多次元モザイク レイヤーで有効になっている [多次元] タブには、多次元ラスター データを操作するためのツールと機能が用意されています。[コンテンツ] ウィンドウで多次元ラスター レイヤーまたは多次元モザイク データセットを選択して、[多次元] タブ

[多次元] タブ
を有効にします。

タブで使用できる機能については、[多次元] タブをご参照ください。

メモ:

タブのすべての機能で Image Analyst エクステンションが必要なわけではありません。多次元ツールボックスのツールに、追加のエクステンション ライセンスは不要です。

多次元解析ジオプロセシング ツール

一連の多次元ジオプロセシング ツールは、ArcGIS Image Analyst に付属している多次元解析ツールボックスで使用できます。複数の次元にまたがる解析や複数の変数に対する解析を実行することで、データ キューブを集約し、異常を特定して、傾向を分析できます。

解析に加えて、多次元ツールボックスに含まれるツールを使用すると、多次元データを管理でき、ArcGIS Image Analyst ライセンスは不要です。

ArcPy 利用の自動化

ArcPy の拡張されたラスター オブジェクトと Image Analysis モジュールを使用して、自動的に多次元データ管理と解析を実行できます。

Raster オブジェクトは多次元ラスター データをサポートし、多くのプロパティと関数で多次元データの管理および解析機能を提供します。Raster オブジェクトは一時的なものであるため、リアルタイム解析を実行し、中間データの作成と保存を避け、解析が完了したら結果を保存できます。

Image Analysis モジュール (arcpy.ia) は Arcpy Python サイト パッケージのエクステンションであり、多次元解析やその他の高度なラスター解析をサポートする関数、クラス、演算子にアクセスできます。リアルタイム解析に加えて、多次元解析ジオプロセシング ツールを Image Analysis モジュールで実行し、Python スクリプトで新しいデータセットを生成できます。

多次元マップ代数演算

マップ代数演算を使用すると、ラスター データに対して演算子と関数を実行できます。Python と統合され、Raster オブジェクトを使用した算術演算の実行に使用できます。

マップ代数演算を使用して多次元ラスター データを結合する際のルールを理解することが重要です。多次元マップ代数演算ルールの詳細については、「演算子の操作」をご参照ください。

多次元ラスター データの公開

Web 環境で共有し解析する多次元モザイク データセットと多次元クラウド ラスター形式 (CRF) データセットをイメージ サービスとして公開することができます。多次元イメージ サービスの構成と共有の詳細については、「多次元ラスター データの共有」をご参照ください。

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