Image Analyst ライセンスで利用できます。
分類が間違っているピクセルが分類済みラスターに含まれている場合、ピクセル エディターを使用して、これらのピクセルを正しいクラスに割り当てることができます。[再分類] ドロップダウン メニューには、ピクセル、オブジェクト、または領域を再分類するいくつかのツールがあります。
このワークフローでは次の 4 つの手順に従います。
- ピクセル エディターのセッションを開始します。
- クラスを設定します。
- 再分類する領域を選択します。
- 編集内容を保存します。
ピクセル エディター セッションの開始
ピクセル エディターではマップ ビューにつき一度に 1 つのレイヤーだけ編集できます。ピクセル エディターのセッションを開始するときに使用されているコンテキスト レイヤーが、そのマップ ビューで編集可能な唯一のレイヤーになります。マップ内の別のレイヤーを編集する場合、最初にピクセル エディターを閉じて、[コンテンツ] ウィンドウで別のレイヤーを選択してから、ピクセル エディターをもう一度開いてそのレイヤーを操作します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、編集する主題ラスター データセット レイヤーをハイライト表示します。
ピクセル エディターではラスター データセットのソースだけを編集できます。
- [画像] タブをクリックします。
- [ピクセル エディター] ボタン
をクリックします。
ピクセル エディターを使用して主題ラスター データセットを編集可能になりました。
クラスの再割り当て
ピクセル エディターのセッションが開始したので、主題データを再分類できます。
- クラスを編集するエリアを拡大します。
- [編集] グループで、[現在のクラス] ドロップダウン矢印を使用して、再分類するピクセル クラスを選択します。低アルベド ピクセルとして表示されている間違ったシャドウを再分類するため、そのクラスを選択します。
- [新規クラス] ドロップダウン矢印を使用して、新しい置換クラスを選択します。この場合には、ピクセルを落葉樹として再分類します。
再分類する領域の選択
編集するクラスを選択したので、再分類するピクセルを指定できます。
- [再分類] ドロップダウン矢印をクリックし、ピクセルの選択に使用するツールを選択します。オブジェクト全体を一度に編集するため、[オブジェクトの再分類]
ツールを選択します。 - マップ表示上で、暗色ピクセルをクリックし、マウス ボタンを押したままゆっくり動かして、シャドウ全体を囲む円を作成します。マウス ボタンを放すと、すべての暗色ピクセルが落葉樹として再分類されます。
- 引き続き、ラスター内のシャドウを再分類します。必要に応じて、[現在のクラス] と [新規クラス] の選択を変更します。
編集の保存
編集内容をデータ ソースに反映するには、編集内容を保存する必要があります。
- [保存] グループで、[保存] ボタン
をクリックします。ソース データに影響を与えることなく編集内容を保存するには、新しいファイルに保存します。[保存] グループで、[名前を付けて保存]
ボタンをクリックし、新しいファイルの場所とファイル名を指定します。 - ラスター データセットの編集を終了したら、[閉じる] グループの [ピクセル エディターを閉じる]
をクリックします。