リンク チャート ビューにエンティティ タイプを読み込むと、ノード間に手動でリンクを追加できます。または、[リレーションシップ タイプ] ウィンドウでリンクのソースとターゲットを定義すると、リンクを自動的に追加できます。オプションについては以下で簡単に説明します。
リンクの自動的な追加
リンク チャートにリンクを自動的に追加するには、次の手順を実行します。
- リンク チャートに少なくとも 1 つのエンティティ タイプを追加します。
- リンク チャートの [ダイアグラム] タブで、[リレーションシップ タイプ] をクリックします。
[エンティティ間の新しいリレーションシップ タイプを追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ソース エンティティの選択] ドロップダウン メニューからエンティティ タイプを選択します。
このリストは、リンク チャートに追加されているエンティティ タイプのリストから生成されます。
- [ターゲット エンティティの選択] ドロップダウン メニューからエンティティ タイプを選択します。
これは、手順 3 で選択した同じノード セットまたは異なるノード セットです。
- [リレーションシップ タイプ名を入力] テキスト ボックスにリレーションシップ タイプの名前を入力します。
- [キー フィールド] セクションを展開します。[ソース キー フィールドの選択] オプションで、[ソース エンティティ] の作成に使用され、[ターゲット キー フィールド] との照合に使われる値を持つフィーチャ レイヤーからフィールドを選択します。
このフィールドは、有効な String、Date、Double、GUID、GlobalID、Integer、OID、Single、SmallInteger、または XML フィールドにできます。
- [ターゲット キー フィールドの選択] オプションで、[ターゲット エンティティ] の作成に使用され、[ソース キー フィールド] の値と一致する値を持つフィーチャ レイヤーからフィールドを選択します。
メモ:
[ソース キー フィールド] と [ターゲット キー フィールド] を使ってリンクを生成する場合は、各 [ソース キー フィールド] の値が [ターゲット キー フィールド] の一致する値の検索に使用されます。一致が見つかると、リンクされたエレメントとしてそのレコードの [エンティティ フィールド] をリンクが使用します。
このフィールドは、有効な String、Date、Double、GUID、GlobalID、Integer、OID、Single、SmallInteger、または XML フィールドにできます。
- [OK] をクリックして、リンクをチャートに読み込みます。
ノード間のリンクがリンク チャートに読み込まれます。リンク シンボルを編集するには、[コンテンツ] ウィンドウでリレーションシップ タイプを選択して、リンク チャートの [ダイアグラム] タブの [シンボル] をクリックします。
メモ:
リンク チャートのデータ ソースへの編集内容 (新しいレコードの追加、レコード属性の更新やレコードの削除など) は、リンク チャートには自動的に反映されません。リンク チャートの表示ウィンドウの [更新] をクリックして、編集内容を反映します。リンク チャートに最後に更新が反映された日時が、リンク チャートの表示ウィンドウの [最終更新時間] ラベルに表示されます。
- 必要に応じて [リレーションシップ タイプ] をクリックして上記の手順を繰り返し、さらにリレーションシップ タイプを追加します。
多数のリレーションシップ タイプを追加できますが、各リレーションシップ タイプのフィールド パラメーターのデータは相互に一致している必要があります。
- 必要に応じて、既存のリレーションシップ タイプのパラメーターを編集する場合は、[コンテンツ] ウィンドウでリンク セットを右クリックして [プロパティ] を選択します。変更して [OK] をクリックするとチャートが更新されます。
リンクを手動で追加
リンクチャートの表示ウィンドウでノード間にリンクを手動で描画するには、次の手順に従います。
- [有効なリレーションシップ] ドロップダウン メニューで、リンクを追加したいリレーションシップ タイプを選択します。
- [追加] グループの [リンクの追加] をクリックします。
メモ:
キー フィールドを持たないリレーションシップ タイプを追加できます。新しいリレーションシップ タイプは空ですが、新しいリンクを追加できます。 - リンク チャートの表示ウィンドウで、リンク チャートのノードを選択し、リンクを描画する別のノードにポインターをドラッグします。必要なリンクをすべて追加するまで、ノード間へのリンクの追加を続けます。
リンク ラベルの手動での追加
リンクにラベルを追加するには、次の手順に従います。
- リンク チャートの [ダイアグラム] タブで、[選択] ツールをダブルクリックします。
リンクに沿ってテキストを入力できる場所でポインターが有効になります。
- リンクのラベルを入力して、Enter を押します。
リンクにラベルが表示されます。
- この手順を繰り返して、さらにラベルを追加します。
リンク シンボルの変更
デフォルトでは、リンクは、グレーの実線でソース ノードからターゲット ノードに向かう矢印として描画されます。リンク シンボル オプションを変更するには、次の手順に従います。
- [コンテンツ] ウィンドウでリレーションシップ タイプを選択して、リンク チャートの [ダイアグラム] タブの [シンボル] をクリックします。
[リンク シンボル] ウィンドウが表示されます。
- 必要に応じて、リンクの [色]、[ライン幅]、[破線効果]、および [ターゲット ノード方向への矢印を有効化] オプションを編集します。
- [リンク ラベル] セクションで、ラベル プロパティを編集します。
リンク ラベルはデフォルトでは表示されません。