Data Reviewer のライセンスで利用可能。
サマリー
[非線形セグメント] チェックは、非線形セグメントを含むフィーチャを特定します。これには、円弧および曲線を含むポリラインまたはポリゴン フィーチャが含まれます。
概要
[非線形セグメント] チェックの目的は、非線形セグメントを含むポリラインまたはポリゴン フィーチャを特定することです。非線形セグメントには、円弧、楕円弧、ベジェ曲線を含むポリラインまたはポリゴン フィーチャが含まれます。非線形セグメントは解析と共有のワークフローに影響します。
業界シナリオ
[非線形セグメント] チェックの業界シナリオの例として、次のようなものがあります。
- 国および防衛マッピング ワークフローでは、非線形セグメントを含むフィーチャはフィーチャのジェネラライズおよび Esri 以外のデータ形式への共有に影響を及ぼします。
- 道路管理では、非線形セグメントを含む中心線フィーチャにより、非単調ルートが作成される場合があります。
- ネットワーク データセットでは、頂点が直線の頂点に一致しない曲線または円弧はネットワーク接続に影響します。
サポートされているワークフロー
ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。
整合チェック | 制約 | ||
---|---|---|---|
レビューアー バッチ ジョブ | レビューアー マップ ルール | 属性 (整合チェック) ルール | No |
Yes | No | Yes |
構文
パラメーター | 必須 | 説明 | ワークフロー |
---|---|---|---|
サブタイプ | No | データセットにサブタイプが含まれる場合にルールが適用されるサブタイプ。 | 整合チェック |
属性 | No | ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリ。 | 整合チェック |
名前 | Yes | ルールに一意のタイトルまたは名前。 この情報は、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローのサポートに使用されます。 | 整合チェック |
詳細 | No | 非準拠フィーチャが検出されたときのエラー状況の説明テキスト。 この情報は、修正ワークフローを円滑に進めるためのガイダンスを提供します。 | 整合チェック |
重要度 | No | 非準拠フィーチャが検出された時点で生成されるエラーの重要度。 この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。 | 整合チェック |
タグ | No | ルールのタグ プロパティ。 この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。 | 整合チェック |
備考
[非線形セグメント] チェックを使用する際は、以下を考慮してください。
- ポリラインおよびポリゴン フィーチャ レイヤーがサポートされています。
- [属性] パラメーターには、比較演算子 (=、<>、>、<、>=、<=) および論理演算子 (AND/OR、IN/NOT IN、LIKE/NOT LIKE、IS NULL) のみを使用できます。