Data Reviewer のライセンスで利用可能。
レビュー結果は、データ内にある潜在的なエラーを表します。結果は次の 2 つの方法で生成されます。
- 自動 - レビューアー バッチ ジョブの実行
- 手動 - 内容の専門家によるマークアップなどのレッドライン
レビューが終了したら、結果を修正できます。結果の修正が終了すると、その結果のライフ サイクルが「修正」に進み、修正の実行者と適用日時に関する情報で結果が更新されます。後の確認のために、どのように結果を処理したかを説明するメモも追加できます。
修正が終了したら、結果を確認できます。結果の確認が終了すると、その結果のライフ サイクルが「確認」に進み、確認の実行者と適用日時に関する情報で結果が更新されます。プロセスの改善に役立てたり組織のドキュメント要件に対応したりするために、どのように結果を処理したかを説明するメモも追加できます。
結果の修正
セッション内のレビュー結果のタイプによっては、ジオメトリまたは属性を変更するか、メタデータの値を更新するか、サンプリング結果を手動でレビューして、結果を解決することが必要になることがあります。フィーチャとテーブルのレコードでは、1 つまたは複数のレコードが解決されているかどうかを示し、注釈を付記することができます。ステータスが「解決済み」の場合は、エラー状態が修正されています。特殊な場合では、そのフィーチャに関連する独自の状況のために、結果を例外としてマークできます。
メタデータのチェック結果のステータスも、解決済みまたは例外としてマークのステータスにすることができます。解決済みステータスは、メタデータ エレメントの値が、必要に応じて修正または入力されたことを意味しています。ステータスが「例外としてマーク」の場合は、メタデータがまだ更新されておらず、例外のままになっています。
修正が適用されると、その結果が [結果の更新] ウィンドウ上の [修正] グループに移行します。また、修正の実行者、修正の実行日時、注釈などの修正の詳細も [レビュー結果] ウィンドウに入力されます。
メモ:
結果は、特定のプロセス ワークフローをサポートするために、「修正」グループから「確認」グループに直接移動できます。レコードを自動的に確認するには、[結果の更新] ウィンドウの [結果を自動的に確認] チェックボックスをオンにします。
- [カタログ] ウィンドウで [レビュー結果] グループを展開します。
- 必要に応じて、[セッション結果] グループを右クリックして [セッションの追加] をクリックし、レビューアー セッションをプロジェクトに追加します。
- レビューアー セッションの名前を右クリックし、[開く] をクリックします。
[レビュー結果] ウィンドウに、セッションに格納されているすべての結果が表示されます。これで、テーブルの場所を参照し、個別の結果または一連の結果を選択して修正することができます。
- Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら行の見出しをクリックして、1 つまたは複数の結果を選択します。
- 結果の修正が終了したら、選択した結果を右クリックして [結果の更新] をクリックします。
[結果の更新] ウィンドウが開き、選択した結果がその結果のライフ サイクルに基づいて表示されます。
- [レビュー] グループから 1 つまたは複数のレコードを選択します。
- [ステータス] パネルで [修正ステータスの更新] ドロップダウン矢印をクリックし、結果のステータスを選択します。
- 必要に応じて、修正に関するコメントを [修正メモ] テキスト ボックスに追加します。
- [適用] をクリックします。
その結果が [結果の更新] ウィンドウ上の [修正] グループに移行し、ライフ サイクルのアイコンが [レビュー結果] テーブル上で更新されます。結果ごとの [修正の詳細] も更新されます。
ヒント:
結果は、特定のプロセス ワークフローをサポートするために、「修正」ライフ サイクルから「確認」ライフ サイクルに直接移動できます。[結果を自動的に確認] チェックボックスをオンにすると、レコードを [確認] グループに直接移動できます。
結果の確認
確認は、レビュー結果が必要に応じて修正またはレビューされていることを確認するプロセスです。結果の確認状態は、受理および却下です。結果に受理のマークが付けられている場合、結果が修正済みであるか、そのままで正しいことを意味しています。却下のステータスは、結果が修正されておらず、レビュー済み状態に戻されたことを意味しています。
確認の変更を適用すると、その結果が [結果の更新] ウィンドウ上の [確認] または [レビュー] グループに移行します。また、確認の実行者、確認の実行日時、注釈など、結果ごとの [確認の詳細] も [レビュー結果] ウィンドウ上で更新されます。
- [カタログ] ウィンドウで [レビュー結果] グループを展開します。
- 必要に応じて、[セッション結果] グループを右クリックして [セッションの追加] をクリックし、レビューアー セッションをプロジェクトに追加します。
- レビューアー セッションの名前を右クリックし、[開く] をクリックします。
[レビュー結果] ウィンドウに、セッションに格納されているすべての結果が表示されます。これで、テーブルの場所を参照し、個別の結果または一連の結果を選択して確認することができます。
- Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら行の見出しをクリックして、1 つまたは複数の結果を選択します。
- 選択した結果を右クリックし、[結果の更新] をクリックします。
[結果の更新] ウィンドウが開き、選択した結果がその結果のライフ サイクルに基づいて表示されます。
[修正メモ] テキスト ボックスは無効になっています。レコードの修正メモを表示することはできますが、変更することはできません。
- [修正] グループから 1 つまたは複数のレコードを選択します。
- [ステータス] パネルで [確認ステータスの更新] ドロップダウン矢印をクリックして、レコードの確認ステータスを選択します。
- [適用] をクリックします。
結果に「受理」ステータスが割り当てられると、その結果が [結果の更新] ウィンドウの [確認] グループ内に表示されます。結果に「却下」ステータスが割り当てられると、その結果が「レビュー」ライフ サイクルに戻り、[レビュー] グループ内に表示されます。
また、結果ごとの [確認の詳細] も [レビュー結果] ウィンドウ上で更新されます。
ヒント:
レコードを確認した後に、そのレコードのステータスを修正できます。たとえば、レコードに「受理」のマークが付けられており、そのレコードに「却下」のマークを付けたい場合、レコードのステータスを変更して「レビュー」ライフ サイクルに戻すことができます。
サンプリング レコードの更新
サンプリングは、1 つ以上のレイヤーから、視覚的に検査して有効であることを確認できる一連のフィーチャを作成するプロセスです。サンプルは、何がマップに読み込まれたかに基づいて、サンプルに含めるように選択されたフィーチャクラスから作成されます。サンプリング チェックでは、各フィーチャクラスにウェイトを割り当てることができます。このウェイトによって、サンプルに含められるフィーチャの数が増減します。
サンプリング チェックによって生成された結果の初期ステータスは「新規」であり、それらの結果はレビュー ライフ サイクルにあります。レビューした後に、それらの結果に合格または不合格のステータスを割り当てることができ、それらは自動的に確認済みになります。すべての結果が確認された後に、サンプリングされた結果のほとんどが検査に合格したのか、それとも不合格になったのかを確認できます。
- [カタログ] ウィンドウで [レビュー結果] グループを展開します。
- 必要に応じて、[セッション結果] グループを右クリックして [セッションの追加] をクリックし、レビューアー セッションをプロジェクトに追加します。
- レビューアー セッションの名前を右クリックし、[開く] をクリックします。
[レビュー結果] ウィンドウに、セッションに格納されているすべての結果が表示されます。これで、テーブルの場所を参照し、個別の結果または一連の結果を選択して修正することができます。
- Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら行の見出しをクリックして、1 つまたは複数の結果を選択します。
- 選択した結果を右クリックし、[結果の更新] をクリックします。
[結果の更新] ウィンドウが開き、選択した結果がその結果のライフ サイクルに基づいて表示されます。
サンプリング結果は確認しかできないため、[修正メモ] テキスト ボックスが無効になっています。
- [レビュー] グループから 1 つまたは複数のレコードを選択します。
- [確認ステータスの更新] ドロップダウン矢印をクリックして、結果のステータスを選択します。
- 合格 - レコードに関連付けられているフィーチャが、手動によるレビューに合格しました。
- 不合格 - レコードに関連付けられているフィーチャが、手動によるレビューで不合格になりました。
- 必要に応じて、確認に関する情報を [確認メモ] テキスト ボックスに入力します。
- [適用] をクリックします。
選択した結果のステータスが「確認済み」に変わり、その結果が [結果の更新] ウィンドウ上の [確認] グループに移行します。
ヒント:
サンプリング結果のレビューが完了した後に、そのステータスを修正できます。たとえば、結果が [合格] とマーク付けされている場合は、その結果のステータスを [不合格] に変更できます。
元に戻す、およびやり直し
開いている Data Reviewer セッションで作業しているときに [元に戻す] または [やり直し] ツールを使用すると、結果に対する最後の操作を元に戻したり復元したりできます。
- [元に戻す] をクリックして [レビュー結果の更新] を選択すると、最後の編集内容が段階的に元に戻ります。
- [やり直し] をクリックして [レビュー結果の更新] を選択すると、[元に戻す] を使用して元に戻した変更内容を復元します。