スナップ設定の変更

[スナップ設定] ダイアログ ボックスで、XY および Z スナップ許容値を調整したり、2D マップの Z スナップのオン/オフを切り替えたり、未完成のスケッチ ジオメトリにスナップしたり、画面上のスナップ情報の色を変更したりすることができます。

XY 許容値の入力

XY 許容値は、有効化されたスナップ要素がアクティブになったポインターとフィーチャの間の 2D 平面距離です。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックし、[スナップ設定] をクリックします。
2. [XY 許容値] テキスト ボックスに距離を入力します。

   

3. 単位の矢印をクリックして、[ピクセル] または [マップ単位] を選択します。

   メモ:

   この設定は、[スナップ許容値の設定] スケッチ コマンドにより参照されます。

4. [OK] をクリックします。

XY 許容値のスケッチ

ポインターを使用して XY 許容値をスケッチすると、一時的な円形の作図ラインが表示され、現在の [ピクセル] または [マップ単位] の単位設置を使用します。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックし、[スナップ許容値の設定] をクリックします。

   

2. マップをクリックして、最初の点を作成します。
3. ポインターを移動して距離をスケッチし、マップをクリックします。

   ポインターを移動すると、ポインターは動的に値をレポートします。

Z スナップのオン/オフの切り替え

Z スナップは、3D サーフェスまたは Z 対応フィーチャとともに保存されている近傍 Z 値にポインターをスナップします。

メモ:

この設定は、3D グローバル シーン、ローカル シーン、およびステレオ シーンではロックされています。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックし、[スナップ設定] をクリックします。
2. [Z スナップ] をオンにします。
   • [Z スナップ] をオフにすると、Z 値にスナップしないでフィーチャにスナップします。

     

   ヒント:

   他のフィーチャにスナップするがその Z 値にはスナップしないフィーチャを作成するには、フィーチャを作成する前に [Z スナップ] をオフにします。

3. [OK] をクリックします。

Z 許容値の指定

Z 許容値は、ポインターと、3D サーフェスまたは Z 対応フィーチャとともに保存されている近傍 Z 値の間の垂直距離です。

メモ:

この設定は、2D マップと 3D ステレオ ビューにのみ使用できます。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックし、[スナップ設定] をクリックします。
2. [Z スナップ] がオフの場合はオンにします。
3. [Z 許容値] をオンにして、Z 距離単位を入力します。
   • [Z 許容値] をオフにすると、許容値は無限に設定されます。

     

4. [OK] をクリックします。

スナップ情報の色の変更

スナップ情報はアクティブなスナップ要素およびスナップ先のレイヤーをレポートします。スナップ許容値内のジオメトリ付近にポインターを合わせると、ポインターと一緒に表示されます。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックします。
2. [スナップ設定] をクリックします。
3. [スナップ情報の色] ドロップダウン矢印をクリックし、色をクリックします。

   

4. [OK] をクリックします。

スケッチにスナップの有効化/無効化

フィーチャを作成または修正する際に、ポインターが未完成のジオメトリにスナップするようにしたい場合は、スケッチにスナップを有効にします。

1. [編集] タブの [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウン矢印 をクリックします。
2. [スナップ設定] をクリックします。
3. [スケッチにスナップ] チェックボックスをオンまたはオフにします。

   

4. [OK] をクリックします。