クリップボードを使用したフィーチャのコピーと貼り付け

[編集] タブで [クリップボード] グループのツールを使用して、現在のマップのフィーチャをコピーまたは切り取り、同一マップまたは別のマップでコピー元と同じ場所に貼り付けます。

マップを現在のマップにするには、マップ上部のタブをクリックして、濃い青色にします。

メモ:

ArcGIS Pro を終了するときにクリップボード上に大量の情報がある場合は、後から貼り付けられるよう情報を保存するかどうか確認されます。

選択されたフィーチャのコピー

[コピー] を使用し、選択したフィーチャとその属性値をクリップボードにコピーします。

  1. [編集] タブの [選択] グループで、[選択] 選択 をクリックして、コピーするフィーチャを選択します。
  2. [編集] タブの [クリップボード] グループで、[コピー] コピー をクリックするか、Ctrl + C キーを押します。

    フィーチャとその属性値がクリップボードにコピーされます。

選択されたフィーチャの切り取り

[切り取り] を使用し、選択したフィーチャとその属性値をクリップボードにコピーし、マップからフィーチャを削除します。

  1. [編集] タブの [選択] グループで、[選択] 選択 をクリックして、コピーするフィーチャを選択します。
  2. [編集] タブの [クリップボード] グループで、[切り取り] 切り取り をクリックするか、Ctrl + X キーを押します。

フィーチャの同一レイヤーへの貼り付け

[貼り付け] 貼り付け を使用し、コピーしたフィーチャとその属性値をコピー元と同じレイヤーに貼り付けます。

  1. [クリップボード] グループの [編集] タブで、[貼り付け] 貼り付け をクリックするか、または Ctrl + V を押します。

    フィーチャは、マップの同じレイヤー上で、コピーを作成した場所と同じ場所に追加され、現在の選択になります。

    マップの下部に [再配置] ツールバーが表示されます。

  2. 再配置ツールを使用し、選択セットの移動、回転、拡大縮小を行います。デフォルトでは、[移動] 移動 がアクティブなツールです。

    再配置ツールバー

  3. [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。

指定レイヤーへの貼り付け

コピーしたフィーチャを指定レイヤーに貼り付けるには、[形式を選択して貼り付け] 貼り付け を使用します。属性値を一致するフィールド名にコピーするか、それらの属性値をソース ジオデータベースのデフォルト値で上書きすることができます。

ソース属性値を特定のフィールド名に割り当てるには [フィールドの割り当て] を使用します。

  1. [クリップボード] グループの [編集] タブで、[形式を選択して貼り付け] をクリックするか、または Ctrl + Alt + V を押します。

    [形式を選択して貼り付け] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [レイヤー] をクリックし、ドロップダウン矢印をクリックして、レイヤーを選択します。
    • [クリップボード] に 2 つ以上のジオメトリ タイプが含まれる場合、貼り付けるフィーチャ タイプを選択します。

    形式を選択してレイヤーを貼り付け

    メモ:

    2D ポリゴンをマルチパッチ レイヤーに貼り付けると、マルチパッチ フィーチャに変換されます。

  3. [ソース属性値を維持] をオンまたはオフにします。
    • ターゲット レイヤーと一致するフィールドに対し、コピーした属性値を維持するには、この設定をオンにします。
    • 属性値を、ターゲット レイヤーのソース ジオデータベースのデフォルト値で上書きするには、この設定をオフにします。

    メモ:

    ArcGIS Pro のこのリリースでは、アノテーション フィーチャを貼り付けるときにこの設定は無効になります。

  4. [OK] をクリックします。

    フィーチャは、マップの同じレイヤー上で、コピーを作成した場所と同じ場所に追加され、現在の選択になります。

    マップの下部に [再配置] ツールバーが表示されます。

  5. 再配置ツールを使用し、選択セットの移動、回転、拡大縮小を行います。デフォルトでは、[移動] 移動 がアクティブなツールです。

    再配置ツールバー

  6. [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。

フィールドの割り当てを使用した属性の貼り付け

[形式を選択して貼り付け] 貼り付け を使用して、コピーしたフィーチャを指定したレイヤーに貼り付け、フィーチャ テンプレートを指定して、ソース属性値を [フィールドの割り当て] で構成した特定のフィールド名に割り当てます。

  1. [フィールドの割り当て] のソース レイヤーとターゲット レイヤーは、使用しているフィーチャ テンプレートが参照しているレイヤーと同じレイヤーに設定します。

    ソース レイヤーとターゲット レイヤーがフィーチャ テンプレートと一致しない場合、ターゲット レイヤーのソース ジオデータベースのデフォルト値が、貼り付けられたフィーチャにコピーされます。

    1. [編集] タブの [ツール] グループで、[編集設定] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。
    2. [フィールドの割り当て] をクリックし、[フィールド] タブをクリックします。
    3. [ターゲット][ソース] のドロップダウン矢印をクリックし、どちらもフィーチャ テンプレートが参照しているレイヤーと同じレイヤーに設定します。
    4. [OK] をクリックします。
  2. [形式を選択して貼り付け] をクリックするか、Ctrl + Alt + V キーを押します。

    [形式を選択して貼り付け] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [テンプレート] をクリックしてドロップダウン矢印をクリックし、フィールドの割り当てのソース レイヤーとターゲット レイヤーとして設定したレイヤーと同じレイヤーを参照するフィーチャ テンプレートを選択します。
    • [クリップボード] に 2 つ以上のジオメトリ タイプが含まれる場合、貼り付けるフィーチャ タイプを選択します。

    形式を選択してテンプレートを貼り付け

    メモ:

    2D ポリゴンをマルチパッチ レイヤーに貼り付けると、マルチパッチ フィーチャに変換されます。

  4. [ソース属性値を維持] をオフにします。
  5. [OK] をクリックします。

    フィーチャは、マップの同じレイヤー上で、コピーを作成した場所と同じ場所に追加され、現在の選択になります。

    マップの下部に [再配置] ツールバーが表示されます。

  6. 再配置ツールを使用し、選択セットの移動、回転、拡大縮小を行います。デフォルトでは、[移動] 移動 がアクティブなツールです。

    再配置ツールバー

  7. [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。

関連トピック