動的制限

[動的制限] Dynamic Constraints は、新しいライン セグメントの方向と距離を指定の値に制限できるようにする画面上のテキスト ボックス コントロールです。2 ポイント COGO 対応ラインを作成すると、その制限値が該当する COGO フィールドに書き込まれます。

制限を設定するには、コントロール間を Tab キーで移動し、アクティブなテキスト ボックスに値を入力します。制限が設定されない場合は、ポインターの移動に応じて、テキスト ボックスが動的に更新されます。

オプションの設定には、デフォルトの方向タイプや、初期フォーカスとともに表示される制限などがあります。または、[オプション] ダイアログ ボックスでこれらの設定を変更することもできます。

詳細については、「一般的な編集ツールの設定」をご参照ください。

動的制限
メモ:

[地表面/平面] 地表面/平面補正 がオンになっている場合は、入力した方向の値が結果のジオメトリに対して回転し、入力した距離の値が結果のジオメトリに対してスケール処理されます。COGO 対応の 2 ポイント ラインを作成すると、入力した方向と距離の値がフィーチャと一緒に Direction 属性フィールドと Distance 属性フィールドにそれぞれ格納されます。

詳細については、「地表面/平面のオン/オフの切り替え」をご参照ください。

動的制限をオンにする

制限のオン/オフを切り替えるには、アクティブなマップの下部にあるステータス バー上の [動的制限] Dynamic Constraints をクリックします。このアイコンにポインターを合わせると、現在のステータスと設定を示すポップアップ メニューが表示されます。

  1. アクティブなマップまたはシーンの下部にあるステータス バーで、[動的制限] Dynamic Constraints をクリックします。
    動的制限

デフォルトの方向の設定

デフォルトの方向の設定では、方向値が新しいライン セグメントにどのように適用されるかを決定します。前のセグメントから計測された相対角度で作成するか、または絶対角度で作成する制限を設定できます。

  1. アクティブなマップまたはシーンの下部にあるステータス バーで、[動的制限] Dynamic Constraints の上にポインターを置きます。
  2. 次のいずれかをクリックします。
    • [絶対角度] - 最後のライン セグメントから計測された指定の角度をロックします。
    • [絶対角度] - マップに割り当てられた座標系に指定の角度をロックします。
  3. ポインターをマップまたはシーンに戻します。

デフォルトの入力モードの設定

デフォルトの入力モードの設定では、ライン セグメントをスケッチするときに初期フォーカスがどちらの制限に設定されるかを決定します。

  1. アクティブなマップまたはシーンの下部にあるステータス バーで、[動的制限] Dynamic Constraints の上にポインターを置きます。
  2. 次のいずれかをクリックします。
    • 方向
    • 距離
  3. ポインターをマップまたはシーンに戻します。