3D オブジェクト シーン レイヤーは、単一シンボル、個別値、ストレッチ、等級色、または等級シンボルを使用して、属性でシンボルに変化をつけることでシンボル表示できます。
3D オブジェクト シーン レイヤーにはフェイスの表示設定を使用できます。オブジェクトのどちらの側がカメラの方向を向くかによってオブジェクトの正面または背面が透けて見えるように、レイヤーのフェイスの表示設定プロパティを変更します。
メモ:
シンボルを定義する機能は、シーン レイヤーで利用できる統計情報によって異なります。統計情報は、シーン レイヤーが *.slpk ファイルとして生成される時点で取得されます。シンボルの変更は、この統計情報を使用してのみ計算できます。たとえば、新しい正規化フィールドやヒストグラムは再計算できません。ArcGIS Enterprise で共有するときに作成される、フィーチャ レイヤーと関連付けられたシーン レイヤーは、中のシンボルを定義するためにすべての統計情報を持っています。シンボルを適用するときは、統計情報を再計算する必要があります。シンボルの変更に動的な統計情報が必要な場合、フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーを使用します。
単一シンボル
単一シンボルは、レイヤー内のすべてのフィーチャに同じシンボルを適用します。このシンボルは、写実的な建物など、1 つのカテゴリだけを含むレイヤーの描画に使用されます。
個別値
個別値シンボルでは、各値に色を割り当てます。個別値シンボルの例としては、さまざまな樹木の種類の表示が挙げられます。
メモ:
- 個別値に対して定義できるフィールドは 1 つだけです。
- 256 を超える個別値を定義するには、上限を超える値を手動で追加します。
- Arcade 条件式は設定できません。
- 統計情報が制限されている場合、テキスト値のみを自動的に追加できます。その他すべての値のタイプは、手動で追加する必要があります。フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーは、任意のタイプを使用して個別値を定義できます。
ストレッチ
ストレッチ シンボルシンボルは、各フィーチャに均等に配色を分布します。
メモ:
- フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーのみが、正規化フィールドを定義したり、フィールドの変更時にヒストグラム情報を取得することができます。
等級色
等級色シンボルを使用すると、シンボルの色を変化させて、フィーチャ間の定量的な差異を示すことができます。データが範囲に分類され、範囲ごとに、その範囲を表す配色内の異なる色が割り当てられます。たとえば、分類方式に 5 つのクラスがある場合は、5 つの異なるシンボル色が割り当てられます。シンボルのサイズは同じままです。
メモ:
- フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーのみが、正規化フィールドを定義したり、フィールドの変更時にヒストグラム情報を取得することができます。
等級シンボル
等級シンボルは、シンボルのサイズを変化させて、フィーチャ間の定量的な差異を示すために使用されます。データは範囲に分類され、範囲を表すシンボル サイズに割り当てられます。たとえば、分類方式に 5 つのクラスがある場合、5 つの異なるシンボル サイズが割り当てられます。シンボルの色は同じままです。
メモ:
- フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーのみが、正規化フィールドを定義したり、フィールドの変更時にヒストグラム情報を取得することができます。
属性によってシンボルを変更
属性によって 3D オブジェクト シーン レイヤーの透過表示を変更します。
メモ:
- フィーチャ レイヤーが関連付けられているシーン レイヤーのみが、正規化フィールドを定義したり、フィールドの変更時にヒストグラム情報を取得することができます。