ライン フィーチャのラベリング

道路、河川、ユーティリティ (電力、ガス、水道など) のライン、等高線、および航空路などのライン フィーチャのラベルには、通常、さまざまなラベリング スタイルが使用されます。たとえば、河川のラベルはフィーチャの湾曲に沿って全体に広がって配置されるようにする一方で、高速道路のラベルは高速道路に沿ったいくつかの位置で標識シンボルを水平方向に配置することもあります。Maplex Label Engine では、多数のラベル配置シナリオに対応する多様な配置スタイルを利用できます。

ライン上へのラベルの配置形態について、精密に制御する必要が生じることがあります。これが可能であれば、1 つのフィーチャ上に複数のラベルを配置する場合に特に役立ちます。たとえば、設備マップでは一般的に、個々のパイプ フィーチャについて直径、素材、および流量のラベルが表示されます。このようなマップでは、ラインの始点または終点、および場合によってはラインの上または下に特定のラベルを配置する必要が生じることもあります。

ストリート マップには、独自の特殊なラベル配置要件があります。Maplex Label Engine では、道路のラベルの配置だけでなく、米国などのストリートに基づく住所範囲の配置についても最適化された配置方法を採用しています。これらの配置方法は、あらゆるタイプのライン フィーチャに適用できます。

また、等高線にも、独自の特殊なラベル配置要件があります。Maplex Label Engine を使用して、ラベルを整列させるかどうか、また、ラベルをページと標高のどちらを基準にして配置するかを制御します。

通常、河川ではカーブを間引く必要があるため、Maplex Label Engine を使用して、カーブの穏やかなラインに沿ってラインを配置することが望まれます。また、[河川配置] スタイルでは、ラベルを複数のカーブに沿って配置することもできます。

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