タスク アイテムの共有

タスク アイテムを *.esriTasks ファイルにエクスポートして、オンラインで共有したり、プロジェクト パッケージを使用して共有することができます。*.esriTasks ファイルは、別のプロジェクトにインポートして開くことができます。

タスク ファイルへのタスク アイテムのエクスポート

[カタログ] ウィンドウの [タスク] フォルダーでタスク アイテムを右クリックし、[ファイルにエクスポート] をポイントして [名前を付けて保存] をクリックし、タスク アイテムをタスク ファイルにエクスポートします。タスク アイテムが *.esriTasks ファイルとして保存されます。

ヒント:

[名前を付けて保存] をクリックする代わりに [電子メール] をクリックすると、新しい電子メールが開き、*.esriTasks ファイルがその電子メールに直接添付されます。

開いているタスク アイテムをタスク ファイルとして保存するには、リボンにある [共有] タブの [タスク アイテム] をクリックします。[タスク アイテムの共有] ウィンドウで [タスク アイテムをファイルに保存] を選択し、残りのパラメーターを入力します。[タスク] ウィンドウで現在開いているタスク アイテムが *.esriTasks ファイルとして保存されます。

*.esriTasks ファイルをプロジェクトにインポートし、[タスク] ウィンドウで開くことができます。タスク ファイルをタスク アイテムとしてインポートする場合、タスクによって参照されるデータがアクセス可能であり、プロジェクトに存在していることを確認します。タスクの手順で使用されるデータは、タスク ファイルには保存されません。データをタスクとともに保存する場合は、プロジェクト パッケージを作成します。

オンラインでのタスクの共有

ArcGIS Pro を使用して、タスクを ArcGIS Online および Portal for ArcGIS で共有することができます。タスクを共有するには、ArcGIS 組織サイトに含まれ、コンテンツを作成する権限を持つアカウントが必要です。

1. ArcGIS Pro で、共有するタスクを開きます。
2. タスク アイテムを [タスク] ウィンドウで開いた状態で、[共有] タブの [名前を付けて保存] グループ内の [タスク アイテム] をクリックします。
3. [タスク アイテムの共有] ウィンドウで、[タスク アイテムをオンライン アカウントにアップロード] を選択します。
4. 開いているタスク アイテムの名前が [名前と場所] の下に正しく表示されていることを確認します。

   タスク アイテムが開かれていない場合、[カタログ] ウィンドウで現在選択しているタスク アイテムの名前が表示されます。

   ヒント:

   [名前と場所] の下に、タスク ファイルの名前を入力することもできます。タスク ファイルは、ホーム プロジェクト フォルダー内に存在する必要があります。この名前にはタスク ファイルの名前のみを含める必要があり、フォルダーやファイル パスを含めないでください。

5. 簡単な概要を [概要] フィールドに追加します。

   概要は、タスク アイテムをオンラインで共有する場合に必要になります。サマリーには、タスク バージョン、作成者、タスク アイテムを提供した名前または人や組織などの情報を指定する必要があります。

6. いくつかのタグを [タグ] フィールドに追加します。

   タグは、タスク アイテムをオンラインで共有する場合に必要になります。タグを指定すると、エンド ユーザーがタスク アイテムを検索して見つけることができるようになります。

7. タスク アイテムの共有方法を指定します。
   • [すべての人に公開] - このオプションを選択すると、コンテンツがパブリックになります。誰もがコンテンツにアクセスして表示することができます。
   • [組織] - このオプションは、組織アカウントでサイン インした場合に表示されます。このオプションを選択すると、コンテンツを組織内のすべての認証済みユーザーと共有できます。
   • [グループ] - 所属するグループのメンバーとコンテンツを共有できます。

   共有レベルをアイテムの所有者に設定するには、すべてのオプションをオフにしておきます。

8. [分析] をクリックして、エラーや問題がないか確認します。すべてのエラーを解決する必要があります。何らかの問題が見つかった場合は、[メッセージ] タブに表示されます。各メッセージを右クリックすると、詳しい情報の表示、エラーや警告に関するヘルプの参照、推奨する解決策を表示できます。

   GIS リソースの解析の詳細

9. 確認したら、[共有] をクリックしてタスク アイテムを共有します。
10. タスク アイテムの共有プロセスが完了したら、[タスク アイテムの管理] リンクをクリックしてタスク アイテムを管理します。
タスク アイテムが正常に共有されると、そのタスク アイテムは、[カタログ] ウィンドウ内の [ポータル] タブで使用できるようになります。タスク アイテムをダウンロードしてプロジェクトで使用するには、共有されたタスク アイテムを右クリックして、[追加して開く] をクリックします。

作業の共有の詳細

プロジェクト パッケージを使用したタスク アイテムの共有

プロジェクト パッケージは、完成したプロジェクトを他のユーザーと共有するために使用されます。プロジェクト パッケージは、マップ、データ、ツールボックス、タスク アイテムなど、すべてのプロジェクト アイテムが格納された移植可能なファイルです。

プロジェクト パッケージの作成と共有についての詳細