[タスク デザイナー] ウィンドウの [アクション] タブで、フィーチャ選択を管理するようにタスク ステップを構成できます。[アクション] タブを利用可能にするには、[タスク] ウィンドウでステップが選択されている必要があります。
タスク ステップは、次の方法でフィーチャ選択を管理できます。
- 後続のステップで使用できるように、現在選択されているフィーチャを選択に保存
- 後続のステップで使用できるように、新規作成されたフィーチャを選択に保存
- 後続のステップで使用できるように、変更されたフィーチャを選択に保存
- 新規作成されたフィーチャの選択
- 変更されたフィーチャの選択
- 選択の解除
- SQL 式を使用した選択のフィルタリング
- 後続のステップで使用できるように、ジオプロセシング ツールで作成または変更されたフィーチャを選択に保存
- ジオプロセシング ツールで作成または変更されたフィーチャ
フィーチャ選択を管理できるタイミングは、ステップを開始するとき、ステップ コマンドを実行する直前、およびステップを終了するときです。
フィーチャ選択を管理するようにステップを構成するには、[タスク] ウィンドウの [オプション] をクリックして [デザイナーで編集] をクリックします。
- ステップを選択して [アクション] タブをクリックします。
- [ステップ開始時]、[コマンド実行前]、または [ステップ終了時] で [アクションの追加] ドロップダウン ボックスをクリックして、[選択] を選択します。
- [保存] を選択して選択を保存し、ドロップダウン リストから保存するフィーチャを選択します。保存された選択の名前を [追加先] テキスト ボックスに入力します。
- [選択] を選択して、選択を作成します。
- [選択の解除] を選択して、選択を解除します。
- [カスタム] を選択して、選択を絞り込んだり、操作します。
- [終了] をクリックして、選択アクションを [タスク デザイナー] ウィンドウに追加します。
- プロジェクトを保存して、タスクの変更を保存します。
ステップを開始するときの選択の管理
タスクでは、ステップを開始するときに、フィーチャ選択を作成および操作できます。たとえば、ステップを開始するときに、タスクは、以前のステップから使用されている現在の選択を変更して、現在のステップの要件に適合させます。ステップの開始時に、複数のフィーチャ選択アクションを追加できます。次に、フィーチャ選択アクションの例を示します。
- ステップを開始する前に、現在選択されているフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、現在選択されている、前のステップで作成した建物フットプリントを、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップを開始する前に、タスクの以前のステップによって作成されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで作成した建物フットプリントを、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップを開始する前に、タスクの以前のステップによって変更されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで変更した建物フットプリントを選択して、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップを開始する前に、タスクの以前のステップで作成されたすべてのフィーチャを選択します。
たとえば、タスクの前のステップで作成された建物フットプリントを選択すると、現在のステップでそれらの属性を含めることができます。
- ステップを開始する前に、タスクの以前のステップで変更されたすべてのフィーチャを選択します。
たとえば、タスクの前のステップで変更された建物フットプリントを選択すると、現在のステップでそれらの属性を更新することができます。
- ステップを開始する前に、以前のステップで作成された、保存された選択を選択します。
たとえば、現在のステップの「buildings_selection」という名前の保存された選択を選択します。
- ステップを開始する前の選択の解除
- ステップを開始する前に、カスタム選択を作成します。
たとえば、以前のステップで作成された建物フットプリントの保存された選択から、現在選択されている建物フットプリントを削除します (入力 = 現在選択されているフィーチャ、選択タイプ = 既存の選択セットから入力を削除、既存の選択 = 保存した選択)。
ステップ コマンドを実行する前の選択の管理
タスクでは、ステップを開始してからステップ コマンドを実行するまでに、フィーチャ選択を作成および操作できます。たとえば、ステップを開始するときに、タスクは現在の選択を解除し、ステップで実行されるジオプロセシング ツールが使用する、選択を作成します。ステップ コマンドの実行前に、複数のフィーチャ選択アクションを追加できます。次に、フィーチャ選択アクションの例を示します。
- コマンドを実行する前に、現在選択されているフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、現在選択されている、前のステップで作成した建物フットプリントを、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- コマンドを実行する前に、タスクの以前のステップによって作成されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで作成した建物フットプリントを、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- コマンドを実行する前に、タスクの以前のステップによって変更されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで変更した建物フットプリントを、「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- コマンドを実行する前に、タスクの以前のステップで作成されたすべてのフィーチャを選択します。その選択がコマンドで使用されます。
たとえば、タスクの前のステップで作成された建物フットプリントを選択すると、現在のステップでそれらの属性を含めることができます。
- コマンドを実行する前に、タスクの以前のステップで変更されたすべてのフィーチャを選択します。その選択がコマンドで使用されます。
たとえば、タスクの前のステップで変更された建物フットプリントを選択すると、現在のステップでそれらの属性を更新することができます。
- コマンドを実行する前に、以前のステップで作成された、保存された選択を選択します。
たとえば、「buildings_selection」という名前の保存された選択を選択し、[属性] コマンドを実行します。
- コマンドを実行する前に、現在の選択を解除します。
- コマンドを実行する前に、カスタム選択を作成します。
たとえば、指定の値よりも大きいエリアを持つ、新しく作成された建物フットプリント フィーチャをすべて選択します (入力 = このタスクで作成されたフィーチャ、選択タイプ = 新規選択セット、フィルター = 建物フットプリント レイヤー、条件式 = 「Shape_Area is Greater Than 2500」)。
ステップを終了するときの選択の管理
タスクでは、ステップの完了時にフィーチャ選択を作成および操作できます。たとえば、ステップの完了時に、ジオプロセシング ツールを実行して変更または生成されたフィーチャを選択します。ステップの完了時に、複数のフィーチャ選択アクションを追加できます。次に、フィーチャ選択アクションの例を示します。
- ステップの完了時に、現在選択されているフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、現在選択されている建物フットプリントを、後で使用できるように「buildings_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップの完了時に、ステップで作成されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、ステップで作成された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを、後で使用できるように「BuildingsRoads_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップの完了時に、タスクの以前のステップによって作成されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで作成された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを、後で使用できるように「BuildingsRoads_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップの完了時に、ステップで変更されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、ステップで変更された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを、後で使用できるように「BuildingsRoads_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップの完了時に、タスクの以前のステップによって変更されたすべてのフィーチャを、指定の選択に保存して、タスクの後続のステップで使用できるようにします。
たとえば、以前のステップで変更された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを、後で使用できるように「BuildingsRoads_selection」という名前の選択に保存します。
- ステップの完了時に、ステップで作成されたすべてのフィーチャを選択します。その選択が次のステップで使用されます。
たとえば、ステップで作成された建物フットプリントを選択すると、次のステップでそれらの属性を含めることができます。
- ステップの完了時に、タスクの以前のステップで作成されたすべてのフィーチャを選択します。その選択が次のステップで使用されます。
たとえば、タスクの前のステップで作成された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを選択すると、現在のステップでそれらの属性を含めることができます。
- ステップの完了時に、ステップで変更されたすべてのフィーチャを選択します。その選択が次のステップで使用されます。
たとえば、ステップで変更された建物フットプリントを選択すると、次のステップでそれらの属性を更新することができます。
- ステップの完了時に、タスクの以前のステップで変更されたすべてのフィーチャを選択します。その選択が次のステップで使用されます。
たとえば、タスクの前のステップで変更された建物フットプリントおよび道路中心線フィーチャを選択すると、次のステップでそれらの属性を更新することができます。
- ステップの完了時に、以前のステップで作成された、保存された選択を選択します。
たとえば、次のステップの「buildings_selection」という名前の保存された選択を選択します。
- ステップの完了時に、現在の選択を解除します。
- ステップの完了時に、カスタム選択を作成します。
ジオプロセシング ツールの実行後の選択の管理
ジオプロセシング ツールによって作成または変更されたフィーチャは、編集セッション内で作成または変更された場合、タスクで保存または選択できます。ジオプロセシング ツールで [[元に戻す] の有効化] がオンの場合、編集セッションはツールの実行時に開始され、ツールによって作成または変更されたフィーチャを保存または選択できます。
[タスク デザイナー] ウィンドウでジオプロセシング ツールをステップのアクションに追加しているときに、[ジオプロセシング] ウィンドウで [[元に戻す] の有効化] をオンにします。ステップを終了してジオプロセシング ツールによって作成されたフィーチャを保存または選択するとき、選択アクションを追加します。
カスタム選択
カスタム選択を作成して、タスクのステップで生成された既存の選択を操作したり、フィルタリングすることができます。ステップを開始するとき、ステップ コマンドを実行する前、およびステップを終了するときに、カスタム選択を追加できます。次のカスタム選択を作成できます。
選択タイプ | 説明 |
---|---|
新しい選択セット | 指定した入力選択からの新しい選択の作成 |
既存の選択への入力の追加 | 指定した入力選択の指定した既存の選択への追加 |
既存の選択からの入力の削除 | 指定した既存の選択からの指定した入力選択の削除 |
入力のサブセットおよび既存の選択の作成 | 指定の入力および指定した既存の選択で交差するフィーチャの選択のみ |
入力にないすべてのフィーチャの選択 | 指定した入力選択を解除し、入力選択に含まれなかったすべてのフィーチャを選択します。 |
カスタム選択は、タスクのアクティブなマップ ビュー内で指定したレイヤーまたはテーブルで絞り込んだり、SQL クエリを使用して検索することもできます。
メモ:
[レイヤーまたはテーブルでフィルターを設定] ドロップダウン リストでレイヤーおよびテーブルを利用できるようにするには、アクティブなマップ ビューが、[タスク デザイナー] ウィンドウの [ビュー] タブで構成されている必要があります。