Business Analyst ライセンスで利用できます。
概要
選択した距離タイプに基づいて最寄りの店舗に顧客を割り当てます。
使用法
各顧客に、最寄りの店舗の ID を割り当てます。店舗の割り当ては、[距離タイプ] に指定された値の影響を受けます。
OD マトリックスは、Business Analyst ネットワーク データセットおよびルート検索サービスを使用して、顧客と店舗の間の最小コスト パスを計算します。
ネットワーク距離タイプを使用している場合は、[検索許容値] パラメーターの値を調整して、入力顧客フィーチャの道路からの最大距離を定義します。この距離を越えた顧客ポイントには、店舗は割り当てられません。
店舗が顧客ポイントに割り当てられない場合は、新しい Store ID の値が Null になり、Distance の値は -1 になります。
構文
arcpy.ba.AssignCustomersByDistance(in_features, in_store_features, store_id_field, out_feature_class, {link_field}, {distance_type}, {distance_units}, {travel_direction}, {time_of_day}, {time_zone}, {search_tolerance})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | 顧客を表す入力ポイント フィーチャ レイヤー。 | Feature Layer |
in_store_features | 店舗または施設を表す入力ポイント フィーチャ レイヤー。 | Feature Layer |
store_id_field | in_store_features の一意の ID フィールド。 | Field |
out_feature_class | 割り当てられた店舗または施設、および距離を持つ顧客を含むポイント レイヤー。 | Feature Class |
link_field (オプション) | 割り当てられた店舗または施設の ID を含む新しいフィールド。 | String |
distance_type (オプション) | 顧客と店舗の間の距離を計算するために使用される移動方法。 | String |
distance_units (オプション) | 選択した距離タイプを計測するために使用される単位。 | String |
travel_direction (オプション) | 店舗または施設と顧客の間で使用される移動方法を指定します。
| String |
time_of_day (オプション) | 距離を計算するときに使用される日時。 | Date |
time_zone (オプション) | time_of_day パラメーターに使用されるタイム ゾーンを指定します。
| String |
search_tolerance (オプション) | 入力ポイントが存在する可能性があるネットワークからの最大距離。検索許容値を超える位置にあるポイントは、処理から除外されます。 このパラメーターには、許容値の距離値と単位が必要です。デフォルト値は 5000 メートルです。 | Linear Unit |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、AssignCustomersByDistance 関数の使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.ba.AssignCustomersByDistance("SF_Custs", "SF_Stores", "STORE_ID",
r"C:\ArcGIS\Projects\MyProject.gdb\SF_Custs_AssignCustomersByDistance",
"STORE_ID_1", "Driving Time", "MINUTES",
"TOWARD_STORES", None,
"TIME_ZONE_AT_LOCATION")
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Business Analyst