ラスターを GeoPackage に追加 (Add Raster to GeoPackage) (変換)

概要

ラスター データセットを OGC GeoPackage ラスター ピラミッドに読み込みます。

使用法

  • ターゲット GeoPackage は、[SQLite データベースの作成 (Create SQLite Database)] ツールを使用して作成できます。

  • GeoPackage ラスターの名前は、すでに GeoPackage 内に存在することはできません。

  • 座標参照が不明なラスター データは、6 レベルのタイル スキーマを使用して作成します。

構文

arcpy.conversion.AddRasterToGeoPackage(in_dataset, target_geopackage, raster_name, {tiling_scheme}, {tiling_scheme_file}, {area_of_interest})
パラメーター説明データ タイプ
in_dataset

OGC GeoPackage ラスター ピラミッドに読み込むラスター データセット。

Raster Layer; Mosaic Layer
target_geopackage

ラスター データセットが読み込まれる GeoPackage です。

Workspace
raster_name

出力 GeoPackage ラスター ピラミッドの名前。

String
tiling_scheme
(オプション)

タイル スキーマを指定します。

  • TILED入力ラスターの空間参照は維持され、タイルは GeoPackage 標準に一致するように生成されます。これがデフォルトです。
  • ARCGISONLINE_SCHEME ラスター タイルが Web メルカトル座標参照で生成されます (Army Geospatial Center 用に開発された同じスキーマ)。
  • NSGPROFILE_SCALED_TRANSVERSE_MERCATORスケール処理済みの横メルカトル図法が使用されます。
  • NSGPROFILE_WGS84_GEOGRAPHICWGS84 地理座標系が使用されます。
  • GOOGLE_EARTH_WEB_MERCATORパラメーターを使用して Web メルカトル座標参照のラスター タイルが作成されます。
  • FROM_FILE[タイル キャッシュのタイル スキーマの生成 (Generate Tile Cache Tiling Scheme)] ツールを使用して作成された XML スキーマ定義を持つファイルからカスタム タイル スキーマが作成されます。
String
tiling_scheme_file
(オプション)

tiling_schemeFROM_FILE に設定されている場合に必要なカスタム タイル スキーマ ファイル。

File
area_of_interest
(オプション)

データセット全体ではなく、読み込まれるラスターのエリアを制限するために使用される対象領域。

Feature Set

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_geopackage_raster

更新された GeoPackage。

ラスター データセット

コードのサンプル

AddRasterToGeoPackage (ラスターを GeoPackage に追加) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、AddRasterToGeoPackage 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.AddRasterToGeoPackage_conversion("c:/data/san_diego.png", "c:/data/san_diego.gpkg", 
                                       "SanDiego", "TILED")

ライセンス情報

  • Basic: はい
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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