概要
一致するポイント数を持つフィーチャクラスを作成します。ライン フィーチャとポイント フィーチャの一致ポイント数は、指定された最大距離によって決定します。ポリゴン フィーチャのポイント数は、ポイント フィーチャまたはフィーチャの一部がポリゴン フィーチャと重複するかどうかによって決定します。
使用法
TOTAL_CNT フィールドがツールによって作成されます。これには、[入力フィーチャ] と一致する [入力集計フィーチャ] のすべての個別値の総数が含まれます。
[グループ フィールド] パラメーターが使用される場合、Group Field 内にある各個別値に対してフィールドが作成されます。各フィールドには、[入力フィーチャ] と一致し、かつ一致する個別値を持つ [入力集計フィーチャ] の数が含まれます。
出力フィーチャクラスは、TOTAL_CNT フィールドを使用してシンボル表示されます。
[グループ フィールド] パラメーターが使用される場合、追加の <value name>_CNT フィールドが作成されます。ツールは、属性のすべての個別値に対し、一意のフィールド名を生成します。NULL 値が存在する場合、None_CNT フィールドが作成されます。
構文
arcpy.ca.SummarizeIncidentCount(in_features, in_sum_features, out_feature_class, {search_radius}, {group_field})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | 一致するポイント数を計算する入力フィーチャ。 | Feature Layer |
in_sum_features | 入力フィーチャと一致するポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
out_feature_class | 合計数でシンボル表示される、出力コロプレス数フィーチャクラス。 | Feature Class |
search_radius (オプション) | [入力フィーチャ] ポイントまたはラインからの最大距離。この距離に基づき、ポイント フィーチャが一致するかどうかが決定します。 [入力フィーチャ] がポリゴンの場合、このパラメーターは無効になります。 | Linear Unit |
group_field (オプション) | ポイント数の分割に使用する値を含むフィールド。グループ内の各個別値の数を含むフィールドが、追加で生成されます。 | Field |
コードのサンプル
次の Python スクリプトは、イミディエイト モードで SummarizeIncidentCount 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/data/city_pd.gdb"
arcpy.ca.SummarizeIncidentCount("Precincts",
"Arrests",
"arrests_by_precinct_offense_type",
None,
"OFFENDESC")
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで SummarizeIncidentCount 関数を使用する方法を示しています。
# Name: SummarizeIncidentCount.py
# Description: Creates a polygon feature class containing the total number of
# crimes committed, the total number of each type of crime
# committed, within each precinct.
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = r"C:\data\city_pd.gdb"
# Execute SummarizeIncidentCount
arcpy.ca.SummarizeIncidentCount("Precincts", "Crimes",
"crimes_by_precinct_offense_type", "OFFENDESC")
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい