概要
リレーションシップ クラスにルールを追加します。
リレーションシップ クラスは、1 対 1、1 対多、または多対多の基数で作成されます。リレーションシップ クラスは、ルールを追加することによって、より限定的な用語で定義することができます。リレーションシップ クラスにルールを追加すると、そのルールは唯一の有効なリレーションシップとなります。他のリレーションシップおよび基数を有効にするには、さらにリレーションシップ ルールを追加する必要があります。
使用法
リレーションシップ クラスがエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、このツールはデータの所有者のみが正常に実行できます。
構文
arcpy.management.AddRuleToRelationshipClass(in_rel_class, {origin_subtype}, {origin_minimum}, {origin_maximum}, {destination_subtype}, {destination_minimum}, {destination_maximum})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_rel_class | ルールを追加するリレーションシップ クラス。 | Relationship Class |
origin_subtype (オプション) | 関連元クラスのサブタイプを定義します。関連元クラスにサブタイプが含まれている場合は、リレーションシップ クラス ルールを適用するサブタイプを選択します。関連元クラスにサブタイプが含まれていない場合は、すべてのフィーチャにリレーションシップ ルールが適用されます。 | String |
origin_minimum (オプション) | リレーションシップ クラスが多対多の場合に、関連元クラスの最小範囲の基数を指定します。 | Long |
origin_maximum (オプション) | リレーションシップ クラスが多対多や 1 対多の場合に、関連元クラスの最大範囲の基数を指定します。 | Long |
destination_subtype (オプション) | 関連先クラスのサブタイプを定義します。関連先クラスにサブタイプが含まれている場合は、リレーションシップ ルールを適用するサブタイプをクリックします。関連先クラスにサブタイプが含まれていない場合は、すべてのフィーチャにリレーションシップ ルールが適用されます。 | String |
destination_minimum (オプション) | リレーションシップ クラスが多対多や 1 対多の場合に、関連先クラスの最小範囲の基数を指定します。 | Long |
destination_maximum (オプション) | リレーションシップ クラスが多対多や 1 対多の場合に、関連先クラスの最大範囲の基数を指定します。 | Long |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_rel_class | リレーションシップ ルールが追加された、更新済みのリレーションシップ クラス。 | リレーションシップ クラス |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、AddRuleToRelationshipClassツールの使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.AddRuleToRelationshipClass_management(
"C:\\MyProject\\sdeConn.sde\\progdb.user1.ParcelsToBuildings", "Residential",
0, 1, "House", 1, 3)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい