属性ルールの無効化 (Disable Attribute Rules) (データ管理)

概要

データセットの 1 つ以上の属性ルールを無効化します。

使用法

  • 属性ルールをデータに適用し、大量のデータを読み込んでいる場合、このツールを使用すると、1 つ以上の属性ルールを無効化して、パフォーマンス上の潜在的問題を回避することができます。

  • [属性ルールの有効化 (Enable Attribute Rules)] ツールを使用すると、必要に応じてルールを再び有効にすることができます。

  • 新しい属性ルール (個別に作成されたか、インポートされたかにかかわらず) は、すべてデフォルトで有効になっています。このツールを使用すると、適用する準備ができるまでルール論理を無効化できます。

  • このルールを実行するときにルール名とルール タイプの両方を指定すると、ツールの実行時に、指定されたルールの種類が、指定されたルール タイプに一致することを確認します。一致しない場合は、ルールは無効化されません。

構文

arcpy.management.DisableAttributeRules(in_table, names, {type})
パラメーター説明データ タイプ
in_table

無効化する属性ルールを含むテーブルまたはフィーチャクラス。

Table View
names
[names,...]

データセットで無効化するルールの名前。

String
type
(オプション)

無効化する属性ルールのタイプを指定します。ツールは、このパラメーターで指定されたルールのタイプが指定されたルール タイプに一致することを確認します。一致しない場合は、ルールは無効化されません。

  • CALCULATION計算ルールを無効化します。
  • CONSTRAINT制約ルールを無効化します。
  • VALIDATION整合チェック ルールを無効化します。
String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_table

1 つ以上の属性ルールが無効化されて、更新された入力デーブル。

テーブル ビュー; ラスター レイヤー; モザイク レイヤー

コードのサンプル

DisableAttributeRules (属性ルールの無効化) の例 1 (Python ウィンドウ)

フィーチャクラスの指定した 2 つの計算属性ルールを無効化します。

import arcpy
arcpy.DisableAttributeRules_management("C:\\MyProject\\MyDatabase.sde\\pro.USER1.campusData", 
                                       "Rule A;Rule B", "CALCULATION")
DisableAttributeRules (属性ルールの無効化) の例 2 (Python ウィンドウ)

フィーチャクラスの計算属性ルールと制約属性ルールを無効化します。

import arcpy
arcpy.DisableAttributeRules_management("C:\\MyProject\\MyDatabase.sde\\pro.USER1.campusData", 
                                       "Calculation Rule A;Constraint Rule A")
DisableAttributeRules (属性ルールの無効化) の例 3 (Python ウィンドウ)

arcpy.Describe を使用して、現在有効になっている制約ルールをすべて無効化します。

import arcpy
fc = "C:\\MyProject\\MyDatabase.sde\\pro.USER1.campusData"
desc = arcpy.Describe(fc).attributeRules
for rule in desc:
    if rule.isEnabled == True and rule.type == "esriARTConstraint":
        print("Disabling rule: {}".format(rule.name))
        arcpy.DisableAttributeRules_management(fc, rule.name)

ライセンス情報

  • Basic: いいえ
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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