名前の変更 (Rename) (データ管理)

概要

データセットの名前を変更します。これには、フィーチャ データセット、ラスター、テーブル、シェープファイルなど、さまざまなデータ タイプが含まれます。

使用法

  • 出力名は一意でなければなりません。一意でない場合は、ジオプロセシングの上書き出力環境が True に設定されていても、エラー メッセージが出されます。

  • レイヤーはデータセットへの参照であるため、このツールによってレイヤーの名前は変更されません。

  • [名前の変更 (Rename)] では、データセット内のフィールド名は変更されません。たとえば、Roads という名前のフィーチャクラスに ROADS_ID という名前のフィールドがあるとします。Roads フィーチャクラスの名前を Streets に変更しても、ROADS_ID フィールドの名前は STREETS_ID に変更されません。

  • このツールは、データベースの制限のために DB2 データベースに格納されたデータには使用できません。

構文

arcpy.management.Rename(in_data, out_data, {data_type})
パラメーター説明データ タイプ
in_data

名前を変更する入力データ。

Data Element
out_data

出力データの名前。

Data Element
data_type
(オプション)

名前を変更するデータのタイプ。ジオデータベースに同じ名前のフィーチャ データセットとフィーチャクラスがある場合にのみ、値を指定する必要があります。この場合は、名前を変更するアイテムのデータ タイプ (フィーチャ データセットまたはフィーチャクラス) を選択する必要があります。

String

コードのサンプル

Rename (名前の変更) の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Rename (名前の変更) 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

env.workspace = "C:/data"
arcpy.Rename_management("customers.dbf", "customers_2010.dbf")
Rename (名前の変更) の例 2 (スタンドアロン Python スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで Rename (名前の変更) 関数を使用する方法を示しています。

# Name: Rename_Example2.py
# Description: Rename fileGDB feature class

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set workspace
env.workspace = "C:/workspace/test.gdb"

# Set local variables
in_data =  "test"
out_data = "testFC"
data_type = "FeatureClass"

# Execute Rename
arcpy.Rename_management(in_data, out_data, data_type)

ライセンス情報

  • Basic: はい
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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