概要
トポロジの整合チェックを行います。
[トポロジ整合チェック (Validate Topology)] ツールでは、次の操作を行うことができます。
- フィーチャの頂点をクラッキングおよびクラスタリングすることにより、ジオメトリを共有する (座標が共通する) フィーチャを特定します。
- ジオメトリを共有するフィーチャに共通の座標頂点を挿入します。
- 一連の整合チェックを実施して、トポロジに定義されているルールへの違反を特定します。
使用法
このツールはダーティ エリアのみを処理します。ダーティ エリアの詳細については、「ArcGIS のトポロジ」をご参照ください。
マップでトポロジ レイヤーを開いているときにこのツールを使用する場合、[表示範囲のトポロジ] パラメーターを使用して、ディスプレイに表示している範囲に整合チェックを制限することができます。
ArcGIS Pro 2.6 以降、サービスが ArcGIS Enterprise 10.8.1 以降で公開されている場合は、入力トポロジ レイヤーをトポロジ サービスから取得することができます。レイヤーが [コンテンツ] ウィンドウに追加されている場合は、レイヤーを [入力トポロジ] パラメーターにドラッグするか、トポロジ レイヤー フィーチャ サービスの URL (例: https://myserver.mydomain.com/server/rest/services/myTopoService/FeatureServer/0) を入力できます。
入力トポロジがフィーチャ サービスから取得されている場合、このツールは整合チェック プロセスを非同期で実行します。
構文
arcpy.management.ValidateTopology(in_topology, {visible_extent})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_topology | 整合チェックを行うジオデータベース トポロジ。 | Topology Layer |
visible_extent (オプション) |
マップの現在の表示範囲のトポロジと、全範囲のトポロジのどちらを整合チェックするかを指定します。ツールを Python ウィンドウまたは Python スクリプトで実行する場合、このパラメーター設定にかかわらず、全範囲のトポロジに対して整合チェックが行われます。
| Boolean |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_topology | 更新されたトポロジ。 | トポロジ レイヤー |
コードのサンプル
次のスタンドアロン スクリプトで、ValidateTopology 関数を使用する方法を示します。
# Name: ValidateTopology_Example.py
# Description: Validates a topology
import arcpy
arcpy.ValidateTopology_management("D:/Calgary/Trans.gdb/Streets/Street_Topo")
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい