概要
MGRS (Military Grid Reference System) または USNG (United States National Grid) 参照グリッドに基づいてグリッド参照グラフィック (GRG) を作成します。
使用法
不規則な形状を入力した場合、その境界エンベロープを使用して出力 GRG を生成します。
[出力フィーチャクラス] は WGS84 投影に設定されます。
[グリッド (正方形) サイズ] より小さい入力エリアでは、入力エリアよりもはるかに大きい単一のグリッド セルが作成される場合があります。
入力エリアが大きく、[グリッド (正方形) サイズ] が小さいと、大きな GRG 内に多数の小さなグリッドが作成される場合があります。
[大きなグリッドの処理] パラメーターを使用して大きなグリッドを処理する方法は、入力の範囲面積 (実際の面積ではない) に基づいています。次の値を指定すると、ツールは停止します。
- [10 m グリッド] で約 200,000 平方メートルより大きいエリア。
- [100 m グリッド] で約 20,000,000 平方メートルより大きいエリア。
- [1,000 m グリッド] で約 2,000,000,000 平方メートルより大きいエリア。
- [10,000 m グリッド] で約 200,000,000,000 平方メートルより大きいエリア。
セル ラベルは、[出力フィーチャクラス] の Grid フィールドに追加されます。
構文
arcpy.defense.GenerateReferenceSystemGRGFromArea(in_features, output_feature_class, grid_reference_system, grid_square_size, large_grid_handling)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_features | GRG のベースになる入力ポリゴン フィーチャ。 | Feature Set |
output_feature_class | GRG を含む出力ポリゴン フィーチャクラス。 | Feature Class |
grid_reference_system | GRG が使用する参照システムを指定します。
| String |
grid_square_size | GRG のセルに使用されるグリッド (正方形) のサイズを指定します。
| String |
large_grid_handling | 多くのフィーチャが含まれている可能性がある入力エリアの大きさを指定します。
| String |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、GenerateReferenceSystemGRGFromArea 関数の使用方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
arcpy.GenerateReferenceSystemGRGFromArea_defense("airport_areas",
"GenerateReferenceSystemGRGFromArea",
"MGRS",
"GRID_ZONE_DESIGNATOR",
"NO_LARGE_GRIDS")
次の例は、サンプル ワークフロー スクリプトで GenerateReferenceSystemGRGFromArea 関数を使用する方法を示しています。
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = r"C:/Data.gdb"
arcpy.env.overwriteOutput = True
# Select Charlotte airport from airports layer
airports = "Airports"
whereClause = "airport_code = 'CLT'"
clt_layer = arcpy.SelectLayerByAttribute_management(airports,
"NEW_SELECTION",
whereClause)
# Create GRG
arcpy.GenerateReferenceSystemGRGFromArea_defense(clt_layer,
"GenerateGRGFromArea",
"MGRS",
"GRID_ZONE_DESIGNATOR",
"NO_LARGE_GRIDS")
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい